保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

この記事について

編集責任者 河口 武志(株式会社イード コンテンツマーケティング事業部 部長)が監修しています。制度・数値は厚生労働省・金融庁・各保険会社の公表資料など一次情報にあたって確認しています。詳しくは編集方針をご覧ください。

2026年10月5日、保険情報メディア「ほけんポケット」を運営する株式会社NextFrontierによる「生命保険・医療保険に関する意識調査」の結果が発表されました。この調査では、現在の保険料に対する加入者の負担感や、保険見直しへの高い意向など、多くの人が保険について何らかの問題意識を持っていることが明らかになりました。

目次

調査で明らかになった保険加入者の実態

保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

調査によれば、民間の生命保険・医療保険等に加入している人は全体の69.3%に上ります。つまり、約7割の人が何らかの民間保険に加入している計算です。しかし、加入している人すべてが現在の保障内容や保険料に満足しているわけではありません。

調査結果のポイント
  • 加入率: 69.3%
  • 保険料を「高い」と感じる加入者: 49.5%(約2人に1人)
  • 保険見直しに意向がある人: 65.3%(約3人に2人)

加入率は約7割、約半数が保険料に負担感

まず、現在の保険料について負担を感じている人が多い点が注目されます。調査では、保険に加入している人のうち、現在支払っている保険料を「とても高い」「やや高い」と感じている人は合計49.5%でした。これは約2人に1人が保険料に負担を感じていることを意味します。

ライフステージの変化や家計の状況によって、かつては適切だった保険料が現在の負担になっている可能性があります。こうした負担感は、保険の見直しを考えるきっかけの一つとなるでしょう。

約3人に2人が保険の見直しを検討

さらに、今後保険を見直したい意向について尋ねたところ、「すぐにでも見直したい」「1年以内には見直したい」「いずれ見直したい」と回答した人は合計で65.3%に達しました。これは回答者の約3人に2人が保険の見直しに関心を持っていることを示しています。

この数字は、多くの加入者が現在の保険プランに何らかの不満や不安を抱えている、あるいはより良い選択肢があるのではないかと探っている可能性を示唆しています。結婚、出産、住宅購入、子どもの教育など、人生の節目には必要な保障内容が変化します。そのタイミングで保険を見直すことは、経済的にも精神的にも重要なステップと言えるでしょう。

保険選びで何を重視し、何に悩んでいるのか

保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

保険料に不満を感じている人が多い一方で、加入者が保険を選ぶ際に何を重視しているのか、またどのような点で悩んでいるのかを知ることは、見直しを考える上で大切です。調査では、保険選びの核となる考え方と、多くの人が直面する壁が明らかになっています。

最も重視するのは「保障と保険料のバランス」

保険に加入したり見直したりする際に、何を最も重視するかを尋ねたところ、「保障内容と保険料のバランス」を選んだ人が54.7%で最も多くなりました。これは、単純に保険料の安さだけを求めるのではなく、自分が必要とする保障をきちんと得られるかどうかを、負担する保険料と天秤にかけて考える人が多いことを示しています。保険は「安ければいい」「手厚ければいい」という一面的な判断ではなく、両者の適切な落としどころを探るバランス感覚が重要なのです。

保障内容の理解が最大の難所に

しかし、その「保障内容」を正しく理解することが、多くの人にとって最大のハードルとなっています。「保険を選ぶ際に『難しい・わかりにくい』と感じることは何か」という質問では、「保障内容」と答えた人が27.7%で最多でした。次いで、「保険商品の違い」(17.0%)、「情報が多すぎて比較できない」(14.0%)という回答が続いています。

つまり、何を重視するかは明確でも、その肝心な「保障内容」が何を意味し、商品によってどのように異なるのかを理解・比較することが難しいと感じている人が少なくないのです。専門用語や複雑な仕組みが、理解の壁になっていると考えられます。

調査データから見る保険選びの傾向
重視するポイント(最も重視するもの)難しいと感じること(トップ3)
保障と保険料のバランス (54.7%)保障内容 (27.7%)
–保険商品の違い (17.0%)
–情報が多すぎて比較できない (14.0%)

このように、保険選びでは「何が欲しいか」(バランスの取れた保障)は明確でも、「何が手に入るのか」(保障内容の詳細)を判断する材料が不足していたり、複雑で比較しづらかったりするという構造的な課題が見えてきます。このギャップを埋めることが、納得のいく保険選びへの第一歩と言えるでしょう。

保険情報はどこから得ているのか

保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

保険選びにおいて、多くの人が「保障内容がわかりにくい」「商品ごとの違いがわかりにくい」と感じていることが明らかになりました。では、実際に保険について調べる際、人々はどのように情報を集めているのでしょうか。この調査では、現代の保険情報収集の実態が浮き彫りになりました。

自ら検索して情報収集する人が多数

保険について調べる際の情報源を尋ねたところ、最も多くの人が活用しているのは「Google・Yahoo!などの検索エンジン」で、31.7%に上りました。次いで「保険会社の公式サイト」(15.3%)、「保険比較・情報サイト」(15.0%)が続いています。

この結果から、保険の担当者や代理店に相談するだけでなく、自分自身でインターネットを使って積極的に情報を収集・比較する人が多いことがわかります。スマートフォンやパソコンを使って、いつでもどこでも調べられる環境が、保険選びのスタイルを変えていると言えるでしょう。

調査結果では、情報源として「検索エンジン」を利用する人が3割以上と最多でした。

インターネットを活用した比較検討へのニーズ

多くの人が自ら検索して情報を集める一方で、前述のように「保障内容がわかりにくい」「商品ごとの違いがわかりにくい」と感じている人が少なくありませんでした。この矛盾とも言える状況は、単に情報が足りないのではなく、膨大な情報の中から自分に必要なものを比較・整理し、理解することが難しいという課題を示しています。

調査を実施した株式会社NextFrontierは、こうした結果から「保険を検討する際に、インターネット上で保険についてわかりやすく比較・検討できる情報へのニーズがある」と分析しています。つまり、ただ情報が掲載されているだけではなく、読者の視点に立って「わかりやすく整理・比較された情報」が求められているのです。

情報収集のポイント

自分で保険を調べる際は、信頼できる複数の情報源を組み合わせて確認することが大切です。一つの情報だけで判断せず、異なる視点からの解説や情報を比較することで、より客観的でバランスの取れた理解が得られます。

保険を見直すべきサインと、見直しの第一歩

保険料に不満の加入者約半数、65.3%が保険見直しに意向 意識調査で判明

調査では、約半数の加入者が現在の保険料に負担を感じており、さらに約3人に2人が今後保険を見直したいと考えていることがわかりました。これは、多くの人にとって保険見直しが身近な課題であることを示しています。ライフステージの変化に合わせて必要な保障は変わるため、「保険料が高い」と感じるのは、自分の保障内容を見つめ直す良い機会と言えるでしょう。

「保険料が高い」と感じたら見直しのチャンス

現在の保険料を「高い」と感じている加入者は約半数に上ります。この感覚は、単に毎月の支出が重いというだけでなく、支払っている保険料に見合った保障が受けられているかどうか、という疑問の表れかもしれません。結婚や出産、住宅購入など、ライフステージが変われば、経済的に守るべきものや必要な保障額も変わります。以前加入した保険が、現在の自分や家族の状況に最適とは限らないのです。

「保険料が高い」と感じるのは、保障内容と保険料のバランスを見直すサインかもしれません。

まずは現状の保障内容を確認しよう

見直しの第一歩は、現在加入している保険の「保障内容」と「支払っている保険料」を正確に把握することです。しかし、調査では多くの人が「保障内容がわかりにくい」と感じており、これが見直しを後回しにしてしまう一因にもなっています。難しく感じる場合は、無理に一人で理解しようとせず、信頼できる情報源を活用することが近道です。

見直しの第一歩はここから

保険を見直したいと思ったら、まずは現在の契約内容を客観的に把握することがすべての始まりです。保障内容が複雑でわかりにくいと感じるのは当然のこと。そんなときは、次のステップを参考にしてみてください。

STEP
保障内容と保険料の確認

保険証券や契約内容のご案内を取り出し、「どんな時に」「いくら」支払われる保障なのか、そして「毎月いくら」支払っているのかを確認します。特に、主契約と特約の違いを理解することが大切です。

STEP
現在の生活状況との照らし合わせ

その保障が、現在の収入、家族構成、住宅ローンなどの負債、貯蓄額に照らして適切かどうかを考えます。過不足がないか、ライフステージの変化で不要になった特約はないかをチェックしましょう。

STEP
情報収集と比較

調査でも明らかなように、多くの人は検索エンジンや情報サイトを使って自ら情報を集めています。保障内容や商品の違いがわかりにくいと感じたら、信頼できる保険情報メディアで基本的な知識を学んだり、無料の相談サービスを利用して専門家の意見を聞くことも有効な方法です。

大切なのは、自分や家族にとって「今、本当に必要な保障は何か」を考え、それに見合った保険料を支払っているかどうかを客観的に判断することです。保険料の負担を感じているなら、それは保障内容を見直し、より自分に合った選択を見つけるチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。

関連リンク

本記事は「株式会社 NextFrontier」が配信したプレスリリースを元に執筆しています。

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著者

株式会社イード コンテンツマーケティング事業部 部長。

広島大学卒業後に慶應義塾大学の大学院に進学。大学院では『ダイレクト・レスポンス・マーケティングにおけるユーザ行動分析に関する研究』を修士論文としてマーケティングの研究に取り組む。

LiPro(婚活)メディアを始め、めしレポ、Spicomi、Career Theoryなど多数サービスの責任者を務める。
特定非営利活動法人 広島経済活性化推進倶楽部の理事に従事。

著書「婚活メンパ革命〜自分を削る婚活は卒業!消耗しない人が勝つ「婚活フィルタリング戦略」〜」を発売。

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