保険のはてなは、火災保険での保険金申請の経験についての調査を実施し、その結果を発表しました。調査対象は、20歳~59歳の男女2405名。
まず、火災保険・火災共済に加入しているか尋ねたところ、53.2%が「加入している」と回答しました。
次に火災保険に加入していると回答した人を対象に、加入期間に保険金を請求したかを調べました。その結果、「保険金を請求した」と回答したのは15.3%でした。
実際に保険金申請を行った人を対象に、どのような内容で申請を行ったかを尋ねたところ、34.7%が回答した「風災(台風や竜巻)」が最も多くなりました。「火災」31.6%、「破損・汚損」27.6%が続いており、主な契約内容である火災やその他の災害での保険金申請が行われる一方で、破損・汚損のように生活上で発生する損害に関しても保険金申請を行うケースも多いようです。
保険金の支払いについては、実際に保険金申請を行った火災保険加入者のうち、94.4%が「保険金が支払われた」と回答。火災保険の保険金申請では、保険会社に申請書類を送って被害状況を申告する必要がありますが、94.4%が保険金申請に通過していることになります。一方、5.6%は保険金申請を通過していないため、申請して見積もりを取ったからといって保険金申請が必ず通ると保障されているわけではないことがわかります。