AIG損害保険は、労災上乗せ保険「ハイパー任意労災(業務災害総合保険)」の補償を拡充し、3つの特約を3月22日から販売します。
「ハイパー任意労災(業務災害総合保険)」は、労働災害に対する従業員への補償を企業の福利厚生としても活用できる労災上乗せ保険です。2019年と2020年には、従業員の治療と仕事の両立を支援し、離職防止に役立つ「がん通院治療費用支援特約」と「所得補償保険金支払特約」の販売を開始しています。
今回、新たに「業務上疾病による従業員の休業」「通勤中の従業員の個人賠償」「特定感染症等への対応費用」に関する3つの特約を新設。従業員がより安心できる勤務環境を提供します。
「業務上疾病休業補償保険金支払特約」は、業務災害リスクへの備えになる特約です。労災認定された腰痛やうつ病などの業務上疾病による事業主や役員、従業員、パート、アルバイトの休業に対して日額補償します。また、脳血管疾患・虚血性心疾患等・精神障害は、労災申請が受理された際に一時金(日額×20日分)を従業員等と事業者それぞれに支払います。
「通勤中個人賠償責任補償特約」は、従業員の通勤時の個人賠償リスクへの備えになる特約です。日本で鉄道、バスや自転車などでの通勤中に事業主や役員、従業員、パート、アルバイトが起こした偶発的な事故により、他人の身体や財物に損害を与えたり、電車などを運行不能にさせることで法律上の損害賠償責任を負った際の損害賠償金や訴訟対応費用、弁護士費用などを補償します。
「特定感染症等対応費用補償特約」は、自然災害リスクへの備えになる特約です。従業員等に所定の感染症の罹患者が発生し、保健所等から企業が所有、使用または管理する日本国内の施設に消毒の命令・指示等があった際、企業が負担する対応費用を定額補償(50万円)します。