シュアーイノベーションは、「老後のお金に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。調査対象は、30歳~49歳までの既婚で子どもが1人以上いる男女1,000名です。
自分の老後のお金に不安はありますかと尋ねたところ、93.4%が「不安がある」と回答しました。
老後に向けてお金の取り組み(貯蓄、投資、保険等)を行っていますかという質問に対しては、68.3%が「取り組んでいる」と回答しています。
調査の結果、「老後のお金に不安がある人」は90%を超え、ほとんどの人が不安を抱えていることが分かりました。また、老後に向けてお金の対策をとっている人が約70%いることから、不安解消のため何らかの行動に移しているケースが多いことが伺えます。
老後への備えとして、最も必要だと思うことを「貯蓄」「保険」「資産運用」「副業」からひとつ選択してもらったところ、52.2%が「貯蓄」と回答。若い世代でも「貯蓄」が重要視されており、資産形成への意識は低い傾向がありました。
老後の過ごし方を尋ねた結果は、「趣味」31.8%、「家でのんびり」29.7%、「旅行」27.1%となっています。
老後への備えとして半数以上の52%の人が「貯蓄」と回答していることから、「お金を増やすより蓄える」ことが重要と考えている人が多いことがわかりました。また、老後の過ごし方については、90 %近くの人が趣味・旅行・家でのんびりと回答しており、働かずに自由に過ごしたいと考えている人が多いようです。
お金の相談をする相手を「家族・友人」「保険ショップ」「FP」「IFA」「わからない」から選択してもらったところ、73.0%が回答した「家族・友人」が最も多くなりました。FPなどのお金のプロフェッショナルに相談する人は全体の7%未満で、家庭内や友人など身近な人に相談するケースが多いことが分かりました。