住宅ローンを検討する際、「頭金がないから家は買えない」「今の借入があるから無理」と諦めてしまっている方は多いのではないでしょうか。株式会社CaNowHOMEが2026年8月10日に発表した調査では、マイホーム購入を阻む主なハードルが明らかになりました。
住宅購入を阻む3大ハードル「頭金不足」「物件不足」「年収不安」

同社が実施した調査によると、マイホーム購入を検討しながらも足踏みしている理由として、「頭金(自己資金)がないから」が34%で最も多く挙げられました。次いで「希望するエリアに入る物件がないから(28%)」、「現在の年収ではローンが組めないと思ったから(26%)」と続き、資金面での不安が購入への大きな壁となっている実態が浮かび上がりました。
- 頭金(自己資金)がないから(34%)
- 希望するエリアに入る物件がないから(28%)
- 現在の年収ではローンが組めないと思ったから(26%)
自己資金がないと諦める人が多い現実
多くの人が「頭金がなければ家は買えない」「借入があるから組めない」という固定観念を持っていることが、調査結果からうかがえます。確かに、頭金の準備は従来、住宅購入の前提条件と考えられてきました。
考え方を変えるだけで可能性が広がる
しかし同社は、この思い込みこそが購入の障壁になっている可能性を指摘しています。現在では、適切な資金計画を立て、専門的なサポートを受けることで、自己資金がなくても、または既存の借入がある状態からでも、マイホームを購入できるケースが十分に存在するのです。
住宅ローンを取り巻く環境や金融機関の商品は多様化しています。頭金なしや借入を抱えた状態からの購入を可能にする仕組みもあるため、「無理だ」と早合点せず、まずは正確な情報を確認することが大切です。
知らない人が約7割 借金を住宅ローンに一本化する「おまとめローン」
住宅ローン検討時に、「車のローンがまだ残っている」「カードローンがあるから無理だ」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、これら既存の借入と住宅ローンを一本化する「おまとめローン」という選択肢があることは、あまり知られていません。
株式会社CaNowHOMEが2026年8月10日に発表した調査では、「おまとめローン」の仕組みを「知らない」と回答した人が67%にのぼりました。これは、約7割の人がこの有効な資金計画の選択肢を知らずにいることを示しています。
自動車ローンやカードローン、リボ払いなどの高金利の既存の借入を、マイホーム購入時に低金利の住宅ローンとまとめて一本化する仕組みです。これにより、毎月の返済額を大幅に軽減したり、返済管理を1つにまとめたりすることができます。
例えば、金利が10%を超えることもあるカードローンを、年1%前後の住宅ローンに組み込むことができれば、月々の返済負担を数万円単位で軽減できる可能性があります。複数の返済日や支払先を住宅ローン1つにまとめることで、家計管理もシンプルになるというメリットがあります。
- 毎月の返済額を大幅に軽減できる可能性
- 返済管理の一本化で家計管理が楽になる
- 高金利の借入を低金利で借り換えられる
しかし、おまとめローンには注意点もあります。取り扱いのある金融機関が限られており、審査基準も通常の住宅ローンよりも高い傾向があります。そのため、専門知識を持ったプロによる適切な銀行選定と事前準備が成功の鍵となります。
自己流で審査に申し込み、一度否決されてしまうと信用情報に履歴が残り、他の銀行でも通りにくくなる悪循環に陥る危険性があります。
住宅ローンの審査は「どの銀行に」「どのようなアプローチで」申請するかによって結果が大きく異なります。借入があることで「自分にはマイホームなんて無理だ」と諦める前に、おまとめローンという選択肢の存在と、プロのサポートの重要性を知っておくことが大切です。
住宅ローン審査の前に知っておきたい「事前予算確定」の重要性
住宅購入を検討する際、多くの方が最初に「物件探し」から始めてしまうのではないでしょうか。しかし、その前にすべき重要なステップが「安全に借りられる予算の確定」です。株式会社CaNowHOMEが2026年8月10日に発表した調査では、このステップの重要性について、多くの住宅購入検討者が認識しながらも、業界の慣習との間に大きなギャップがある実態が明らかになりました。
調査では、住宅ローンの審査を申し込む前に「自分がいくらまでなら安全に借りられるか(正確な予算)」を把握することの重要性について尋ねています。結果、「とても重要だと思う」と「それなりに重要だと思う」を合わせ、94%もの人が重要であると回答しました。これは、ほとんどの人が、無理のない返済計画を立てるために、まずは自分の「借りられる上限」を知りたいと考えていることを示しています。
検討者の理想と業界の慣習の間にギャップあり
このように94%が事前予算の確定を望んでいる一方で、実際の不動産取引では「まず気に入った物件を見つけ、その価格に合わせてローン審査に進む」という流れが一般的です。この「検討者の理想」と「業界の慣習」のギャップが、住宅購入におけるトラブルの原因になっていると指摘されています。
「せっかく気に入った物件が見つかったのに、ローン審査で落ちて購入できなかった」という失敗は、まさにこのギャップから生じる典型的なケースです。物件ありきで進めた場合、審査基準を満たせずに購入の夢が潰れるリスクが高まります。
- 無理のない購入計画が立てられる
返済に苦しむことなく、経済的に余裕を持った住宅選びが可能になります。 - ローン審査落ちのリスクを事前に減らせる
審査通過の可能性が高い価格帯の物件に絞って探すことができます。
プロに相談することで住宅ローン審査の通過率は変わる
住宅ローン審査は、単に書類を提出すれば良いだけのものではありません。住宅の購入を検討する多くの方が、この審査の特性を十分に理解していない現状が調査により明らかになっています。
株式会社CaNowHOMEが実施した調査では、自分で住宅ローン審査に申し込むのと、専門家に任せるのとで審査通過率が変わってくることを「知らなかった」と回答した人が69%に達しました。これは、約7割の人が、審査結果が「誰に依頼するか」によって大きく左右される可能性があることを認識していないことを示しています。
- 審査を通過させやすい金融機関の選択と提案
- 申請書類の作成方法や提出のタイミングなど、効果的なアプローチ方法のアドバイス
- 一度否決された場合の信用情報への影響を考慮した事前準備
住宅ローンは、「どの銀行に」「どのようなアプローチで」申請するかが結果を大きく分けるポイントです。自己流で申し込みを進め、万が一審査に否決されてしまうと、その履歴が信用情報に残ります。一度否決された履歴があると、他の金融機関でも審査が通りにくくなるという悪循環に陥る危険性があるのです。
このように、住宅ローン審査は最初の一歩を間違えると、後の選択肢を狭めてしまう可能性があります。専門家によるサポートのメリットは、単に書類作成の手間を省くだけではなく、審査通過の可能性を高めるための戦略的な銀行選定と、リスクを回避するための綿密な事前準備にあると言えるでしょう。
住宅購入検討者が不動産会社に最も求めるのは「専門性」
マイホーム購入でパートナーとなる不動産会社を選ぶ際、検討者は何を重視しているのでしょうか。同調査では、不動産会社に求める最も重要なサポートについて尋ねています。最多の回答は「住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランナーなど『専門スタッフ』の有無」で32%となりました。これに続いて「地方銀行やメガバンクなど『複数の金融機関との提携』(24%)」、「過去に難しい案件を通した『審査通過の実績や解決力』(19%)」が挙げられました。
一方で、興味深い結果となったのが「会社の知名度」に対する評価です。これを最も重視すると答えた人はわずか7%に留まり、多くの検討者はブランド名よりも、具体的な「ローンに関する専門性と解決力」をパートナー選びの基準としていることが明らかになりました。
- 住宅ローンアドバイザーなど専門スタッフの有無 (32%)
- 複数の金融機関との提携 (24%)
- 審査通過の実績や解決力 (19%)
- 会社の知名度 (7%)
この背景には、住宅購入プロセスに対する忙しい現代人の本音が反映されています。調査では、家づくりや住み替えを進める上で一番面倒だと感じることについても尋ねており、最も多かった回答は「日中の仕事中にかかってくる電話への対応や、ちょっとした相談のためにわざわざ店舗へ行くこと」で42%に達しました。つまり、日中働く人にとって、従来の不動産会社とのやり取りは時間的・心理的な負担が大きいのです。
住宅購入は、物件探しだけでなく、ローン審査や各種手続きなど多岐にわたります。専門性が高いパートナーを見極めることが、面倒な手間を減らし、理想の住まいを手に入れるための近道といえるでしょう。
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