全国地域生活支援機構「JLSA」は、社団の個人会員向けに、精神疾患・認知症などのための保険「わたしのお守り総合補償」を6月1日より開始しました。
「わたしのお守り総合補償」は、大手損保初となる判断能力に問題が生じている精神疾患者や認知症高齢者本人、家族向けの総合補償制度です。精神障害者や認知症高齢者に起こりやすいトラブルへの3億円までの個人賠償責任補償、振り込め詐欺などの特殊詐欺や遺産分割問題等を相談する際の200万円までの弁護士費用補償が付きます。
個人賠償責任補償は、線路に進入して電車を止めた、パニックを起こして利用中の施設の設備を壊した等の精神障害者や認知症高齢者による事件・事故、徘徊等による加害事故を補償。法的な賠償責任が本人や家族、法定監督義務者に生じた際に補償されます。また、就業中や通勤途上の怪我、入所施設で転倒した場合や地震による倒壊物での怪我などを補償。弁護士費用補償には、弁護士紹介サービスもついています。
2015年に損害保険ジャパン日本興亜が開発した保険を同機構が個人会員向けの補償制度として採用し、「わたしのお守り総合補償」の名称で開始した保険となります。掛金は、年間13,510円~23,600円(個人会員を含む)。加入ついては、ホームページまたは電話にて問い合わせ。