ソニー損害保険は、自動車保険の商品改定を2019年4月1日以降が保険始期日となる契約を対象に実施します。
商品改定では、参考純率の改定や直近の同社の保険金支払状況等に基づいた各種割引や保険料水準などの見直しを行います。また、ノンフリート等級制度に加えて適用する割引として、「無事故割引」を新設するとのことです。
「無事故割引」は、前契約の保険会社を問わず適用対象となり、前契約に等級ダウン事故等が無い場合に、等級ダウン事故等があった場合に比べて保険料を2,000円割引きます。なお、2018年12月17日時点では、無事故割引が前契約の保険会社を問わずに適用される自動車保険はソニー損保の自動車保険のみです。
各種割引、特約の補償の改定では、直近の同社の保険金支払状況等に基づき、ゴールド免許割引を10%から12%、新車割引を5%から9%、個人賠償特約の保険金額を1回の事故につき1億円から3億円に改定します。
運転者限定区分は、改定前の「本人限定」「本人・配偶者限定」「家族限定」「限定なし」の4区分から、「本人・配偶者限定」と「限定なし」の2区分に改定。「配偶者」の定義も改定し、「同性パートナー」を配偶者に含めるため、配偶者として同性パートナーを補償の対象に含めることや、ノンフリート等級の引継ぎなどが可能になります。
その他、同社契約者を対象とした「新車買替特約」の適用条件拡大、中断証明書の発行期間拡大などの改定、ロードサービスの一部変更を行うとのことです。