アニコム損害保険が行った「2018年の1年間にペットにかけた費用(年間支出)」に関する調査によると、2年連続で支出が増加しており、犬は年間約48万円、猫は約23万円になりました。調査対象は、ペット保険「どうぶつ健保」契約者(2018年2,668名、2017年1,949名)。
「1年間にかけた費用」を尋ねたところ、犬は2017年の445,993円から「480,420円」に増加しました。猫も2017年の209,421円から「231,450円」に増加。犬猫ともに上昇傾向がみられました。
犬関連の支出では「しつけトレーニング料 53,928円」前年比120.0%、「ドッグランなど遊べる施設 11,990円」前年比118.0%、「交通費 42,060円」前年比129.9%などが増加しています。猫も「交通費 12,795円」前年比222.8%と増加しており、外出の機会が増えていることが伺えます。また、猛暑の影響で光熱費も増加しています。
次に、犬を体重別に見ました。その結果、「大型犬」の年間支出が昨年調査より15万円増加し、「757,038円」となりました。特に「病気やケガの治療費 118,511円」「フード・おやつ 149,345円」「ドッグランなど遊べる施設 24,883円」の項目で他の犬種と大きな差がみられました。
「自分自身よりもペットに費用をかけている項目」は、32.4%が回答した「美容院(理髪店)」がトップ。2位は「医療費」31.5%でした。