MFSは、「生命保険に対する消費者意識調査」を実施し、その結果を発表しました。調査対象は、全国の30代~50代の男女481名。
世帯主が加入している保険を尋ねたところ、「医療保険(がん、疾病保障)」55.9%、「死亡保険」51.6%となり、半数以上が各保険に加入していることがわかりました。
次に、医療保険に加入している人を対象に「どの疾病(状況)に不安があって医療保険に加入しましたか?」と尋ねました。その結果、「がん」が30代60.9%、40代62.6%、50代69.2%となり、どの年代でも最も多くなりました。続いて、30代は「けが」27.6%、40代は「なんとなく」35.2%、50代は「急性心筋梗塞」22.0%となっています。
毎月の死亡保険・医療保険・介護保険料の合算(世帯)は、17%が回答した「3,000円~5,000円」が最多でした。年代別では、30代「3,000~5,000円」23.5%、40代「3,000~5,000円」17.8%、50代「20,000~30,000円」21.0%が最多となっています。
保険選びで重視することは、30代は「保険料の安さ」66.3%が最多でしたが、40代・50代は「保障内容の充実度」40代76.6%、50代71.4%が最も多くなっています。
現在加入している保険の内容の把握度は、「よく把握している」10.8%、「まあまあ把握している」54.3%となり、65.1%が内容を把握していることがわかりました。
保険に加入する目的は、71.9%を占めた「万一の不幸時に家族の生活を守るため」がトップでした。
保険選びで大変だったことトップ3は、「保険内容を理解するのが難しい」44.1%、「商品や種類が多く選択が難しい」41.7%、「どれが自分に合うのかがわからない」40.7%でした。
保険に関して最も参考にした情報源は、44.8%が回答した「保険会社の営業職員」となっています。「保険会社の営業職員」をあげた人は年代があがるにつれて多くなり、「保険ショップ」をあげた人は年代が上がるにつれて少なくなる傾向がありました。
新型コロナウイルスの影響を受ける前後で保険の検討について変化はありましたかと尋ねたところ、76.7%が「変化なし」と回答しました。「すでに検討をした」「現在検討している」「検討を始める」の合計は19.4%となっています。
検討内容については、「病気のカバー範囲の拡張」が50.5%と最も多くなっています。
次に、住宅ローンに団体信用生命保険(以下、団信)が付帯されていることを知っているか尋ねました。その結果、「知っている」が73.9%を占めました。団信の内容を踏まえて住宅ローンを選びましたかと尋ねた結果は、「選んだ」が56.0%でした。