住友生命保険と住友生命グループ子会社のアイアル少額短期保険、再生医療関連事業のセルソースの3社は、変形性関節症・スポーツ傷害等の治療費をカバーする、ひとの保険「バイオセラピー費用(運動器)保障条項(ペットネーム:セルソースPFC-FD保険)」を共同で開発しました。
「セルソースPFC-FD保険」は、PFC-FD療法をカバーする日本初の保険です。変形性関節症やスポーツ傷害(スポーツによる身体のケガや障害)をはじめとする運動器疾患の治療・予防に効果が期待される「PFC-FD」を用いた自費診療に関し、対象の医療機関で受療した際にかかる費用を保険で支払います。
自己組織の修復や抗炎症作用を促す効果が期待されるPFC-FDを用いた治療は、加齢等にともない関節に痛みと炎症を引き起こす変形性関節症や、靱帯・筋腱の損傷等の治療として、全国の対象の医療機関で実施されています。
健康寿命の延伸、QOL(生活の質)の向上を目的に開発。PFC-FD療法の主な適用疾患である変形性関節症は、関節の変形と炎症により、立つ・座る・歩く等のあらゆる日常の動作に困難が生じる疾患で、膝関節の有病者数だけでも約2,530万人と推定されています。3社は、セルソースPFC-FD保険を通じて新しい治療の選択肢を提供します。
PFC-FD療法はスポーツ傷害等の治療にも効果が見込まれるため、今後、積極的にアスリート団体への導入も推進していく予定です。