AIG損害保険は、企業のサイバーリスクを分析診断するサービスを12月を目途に開始することを発表しました。
分析診断サービスは、アメリカのAIGが開発した企業が直面する可能性のあるリスクを顕在化できるサービスです。業種や規模、リスク特性に応じた質問項目に回答すると、各企業のリスクスコアやビジネスへの影響度、推奨される対策などを評価・分析したレポートを受け取ることができます。
診断レポートでは、リスクの確率、事業中断のリスク、被害金額、脆弱性の指摘などのスコアや分析を確認できるとのこと。サイバーリスク対策を検討する資料として利用できるほか、チェック表代わりに各質問項目を使用し、リスク対策状況を再確認することも可能です。
分析の際に用いられるデータベースは、最新のリスク環境にあわせて定期的にアップデートを実施します。AIG損保のサイバー保険「CyberEdge」契約企業は、サイバーリスク対応状況の定期的な見直しとしても活用できるとのこと。サイバー保険を検討中の企業は、保険料の見積もり時に診断を受けることができます。