AIG損害保険は、個人情報漏洩保険の特約「サイバー攻撃対応費用特約」を2019年4月1日保険始期分より改定し、販売を開始しました。
「サイバー攻撃対応費用特約」は、標的型メール攻撃や不正アクセスなどのサイバー攻撃に備える企業向けの特約です。サイバー攻撃にあった際に、パソコンやサーバーなどのハードディスクを解析し、不正アクセスや情報漏洩の影響範囲を調査するためにセキュリティ・コンサルティング会社が行うデジタル・フォレンジックなどの初期対応時の調査費用を補償します。
今回、高額化するデジタル・フォレンジックなどの調査費用に対応するため、中堅・中小企業向けの個人情報漏洩保険の特約として2012年に販売を開始した「サイバー攻撃対応費用特約」を改定。保険金額を1,500万円に引き上げました。
被保険者(保険の対象となるユーザー)の免責金額や自己負担割合などの自己負担額はなし。サイバー攻撃を受けた場合は、同社がセキュリティ・コンサルティング会社を案内し、サイバー攻撃に対する初期対応をサポートします。また、業務委託していないセキュリティ会社、クレジットカード会社などの外部からの通報によるサイバー攻撃も補償の対象としています。