アニコム損保を子会社に持つアニコム ホールディングスは、三重県と「動物愛護の推進等の連携に関する協定」を締結しました。
これまでCSR活動の一環として、保護動物の譲渡活動支援、動物愛護週間の周知、ペットの災害支援、野生動物保護等といった活動を行ってきた同社は、これらの実績・経験を踏まえて三重県と連携していきます。
今回の協定により両者が連携する事業は、「動物の殺処分ゼロに向けた取組み(動物の譲渡に関することを含む)」「動物愛護推進等に関する普及啓発」「動物の災害対策、災害時の支援活動等」「動物の医療、飼養管理等の技術・データの提供」「人と動物双方の健康に関すること」「その他相互に連携が必要な業務」の6項目です。
具体的には、殺処分ゼロに向けて、アニコムグループの譲渡サイトに三重県が保護する犬や猫の情報を掲載することなどを検討していきます。アニコムが発行するメールマガジン等では、ペット保険の契約者に向けた三重県の動物愛護の取組みに関する情報配信を実施。その他、三重県が行うイベントなどでの動物愛護や人とペット双方の健康に関する啓発、防災セミナーの開催、発災時のアニコム所有災害用動物診療車の派遣などの検討も行います。
両者は今後、動物愛護推進のために行う事業を通じて地域の諸課題に適切に対応するとのこと。「人と動物が安全・快適に共生できる社会」を目指し、活力ある個性豊かな地域社会の形成、県民サービスの向上を図っていきます。