アフラック生命は、がん保険と医療保険で知られる生命保険会社です。加入者の評判はどうなのでしょうか。
2026年には、不正アクセスによって約440万人分の顧客情報が漏えいしたことと、代理店への出向者による情報持ち出しが公表されています。この記事では、2つの事案を公式発表をもとに整理したうえで、2026年9月時点の主な商品と、当サイトのアンケート調査(2018年)による満足度・口コミを紹介します。
【2026年】アフラック生命で公表された2つの事案
不正アクセスによる情報漏えい(約440万人)
2026年7月31日、アフラック生命は、同社のシステムが第三者の不正アクセスを受け、顧客と代理店の個人情報が漏えいした事案について、調査結果と再発防止策を公表しました(第一報は6月30日)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 判明した日 | 2026年6月25日(最初の漏えいは6月10日) |
| 対象のシステム | 「オンライン相談」と契約者向けサービス「アフラック よりそうネット」 |
| 漏えいした人数 | お客さま約440万人(うち保険料の引き落とし口座の情報を含む人:約22万人)、代理店約4万店 |
| 漏えいした情報 | 契約者の氏名・生年月日・性別・住所・電話番号、被保険者・受取人の氏名、証券番号、保障内容、保険料振替口座(金融機関名・支店名・口座番号・口座名義など)など |
| 含まれない情報 | マイナンバー、クレジットカード情報、メールアドレス |
アフラックは、該当するお客さまに7月10日から7月30日までにお詫びとお願いの文書を送り、口座情報が漏えいしたお客さまについては金融機関と連携して二次被害の防止にあたっているとしています。公表時点では、情報の不正利用は確認されていません。会長・社長(月額報酬の30%×1カ月)をはじめとする役員が、報酬の一部を自主返納しました。
不審な連絡を受けた場合や、引き落とし口座で心当たりのない取引があった場合は、専用コールセンター(0120-332-856)に連絡してください。保険金・給付金の請求など通常の手続きは、コールセンターなどで引き続き受け付けています。
代理店への出向者による情報持ち出し(85件)
2026年3月10日には、代理店へ出向していた社員が、出向先の許可を得ずに内部情報を持ち出していたとする調査結果も公表されました。持ち出しがあったのは5代理店・85件(2022年1月〜2025年10月)で、代理店の業績や推進方針、他の保険会社の商品情報などです。顧客情報が1件含まれていましたが、氏名や住所はなく、個人を特定できるものではなかったとしています。
出向中の情報管理のガイドラインを定めた2024年11月以降は、持ち出しは確認されていません。金融機関代理店への出向は原則として取りやめ、2026年3月末に終了する予定としていました。
アフラックの保険を続けるか迷ったら|他社と比べてFPに無料で相談アフラック生命とはどんな会社?
旧アメリカンファミリーはもともと米国保険会社の日本支店でしたが、2018年4月2日に日本法人であるアフラック生命保険株式会社へ変わりました。がん保険の分野で長い歴史を持ち、全国の代理店や店舗、オンラインで保険の相談を受け付けています。
アフラック生命の特徴と商品
特徴
■「アフラックダック」でお馴染み
アフラックダックは米国生まれです。アメリカではアヒルが家族と親しみの象徴であり、アヒルの鳴き声が“アフラック”という響きに近いことも理由として2000年から公式キャラクターとなりました。
■『「生きる」を創る。』がテーマ
アフラック生命は『「生きる」を創る。』をテーマとし、日常生活に影響するような病気やケガを保障する商品開発を行っています。顧客が自分らしく生きることができるよう寄り添う存在を目指す保険会社といえます。
■1955年に米・ジョージア州で創業
アフラック生命は1955年に米国ジョージア州で創業し、1958年には世界初のがん保険を販売しました。1974年には日本でアフラック日本社を立ち上げ、同時タイミングで日本初のがん保険が生まれました。
取り扱う商品
公式サイトの商品一覧(2026年6月時点)の主な商品は次のとおりです。
■がん保険「あなたによりそうがん保険 ミライト」
治療前の精密検査から治療後の生活まで幅広く保障し、保障を自由に組み合わせられるがん保険です。がんの不安や悩みを相談するたびに必要なサポートを受けられます。すでにアフラックのがん保険に入っている人向けに、足りない保障をプラスする「ミライト+(プラス)」、がんを経験した人向けのがん保険もあります。
■医療保険「あんしんパレット」
病気・ケガの治療、先進医療、通院の保障をまとめて備えられる医療保険です。ライフステージの変化に合わせて、あとから保障を付け足せます。女性特有の病気に手厚く備えるプランや、持病・既往症がある人向けの引受基準緩和型のプランもあります。以前の主力商品だった「ちゃんと応える医療保険EVER」は、現在は新規に加入できません。
■そのほかの保険
一生涯の死亡保障や定期保険、がん・急性心筋梗塞・脳卒中に一時金で備える終身保険、介護保険、高校入学と大学4年間の教育費に備える学資保険、資産形成ができる保険などがあります。
EVERから現在の商品への切り替えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【性別・年代別】アフラック生命の満足度(2018年調査)
ここからは、当サイトが2018年2月に実施したアンケート調査(調査概要は記事末尾)の結果です。当時の商品についての評価で、現在の商品とは異なります。
アフラック生命の満足度は5段階評価のうち3.79であり、保険会社全体の評価平均3.87にやや及びません。性別で見ると、男性より女性の評価の方が高いことがわかります。
20代の満足度3.94は全体平均の4.03には及ばないものの、まずまずの高評価です。30代では全体平均3.93に対してアフラック生命の満足度は3.95となり、年代別では最も高い評価となっています。40代では全体平均3.82に対して3.8と近い数字を獲得していますが、50代では全体平均からやや落ち込みが見られます。
【口コミ】アフラック生命の良い評判
「インターネットの手続きがスムーズで知名度が高い」(30代 女性)
「保険料が安い割に保証が手厚く安心感があること。」(20代 女性)
「がん保険については商品性が最も優れている会社です。」(50代 男性)
口コミによる良い評判として、保険料が安い割に保障が充実しているという意見が多くありました。「ちゃんと応える医療保険EVER」では入院の短期化にも対応しており、入院一時金特約を付加すると入院初期の出費にも備えられる点などが評価されたのかもしれません。
また、アフラック生命の主力商品である「生きるためのがん保険Days1」で、がんの治療に関する幅広い保障が受けられる点を支持する声もありました。
【口コミ】アフラック生命の悪い評判
「抗がん剤治療や高度先進医療特約を追加したいができない」(50代 女性)
「年々医療が変化しているため今入っているのでは入院に対しては満足しているが通院に対しては具体的な案内がないために今の保証では賄いきれないところがある」(50代 男性)
「先進医療対応でない、がん保険、割戻金がない」(50代 男性)
アフラック生命の悪い評判はほとんどありませんでしたが、以前のがん保険の保障内容が現在の治療に合っていないという意見が見られます。契約中の保険に先進医療特約などの新しい保障内容を追加したいという要望もありました。
アフラック生命では現在、ご契約中のがん保険に足りない保障をプラスできる「ミライト+(プラス)」を案内しています。加入している保障内容が古い場合は、こうした商品での上乗せや他社との比較で不安が解消される可能性があります。なお、今の保険を解約してから新しい保険に入ると、健康状態によっては入れない場合があるため、解約は新しい保険の契約が成立してからにしましょう。
古いがん保険、このままで大丈夫?|今の保障をFPに無料でチェックまとめ
アフラック生命は、がん保険「ミライト」や医療保険「あんしんパレット」などを扱う生命保険会社です。口コミでは手続きのしやすさや知名度が評価される一方、古いがん保険の保障が今の治療に合っていないという声もありました。
また2026年には、不正アクセスで約440万人分の顧客情報が漏えいしたことが公表されています。会社の対応も含めて判断したい場合や、今の保障で足りているか確かめたい場合は、他社の保険と比べたうえで検討すると安心です。
アフラックと他社のがん保険・医療保険を比べたい方へ|FPが無料で整理| 【保険に関するアンケート調査概要】 調査実施時期:2018年2月15日~2018年2月18日 対象者:全国 20歳から59歳の男女10,000名(性別×年代別よる均等割付) 調査方法:インターネット調査 実施委託先:株式会社マーケティングアプリケーションズ ※2018年4月2日付けで「アメリカンファミリー」は「アフラック生命保険株式会社」となりました。 |






