生命保険に加入する際、どの生命保険会社がいいか悩んだことはありませんか。この記事では、生命保険満足度や性別、年齢別ランキングからおすすめの生命保険会社を紹介します。自分だけでなく、同じ年代や性別のランキングを参考にすることで、自分に合った生命保険会社を選ぶことができるようになるため、保険会社選びの参考にしてください。
目次
生命保険(死亡保険)の仕組みとは
生命保険は、万が一の際に備える保険です。被保険者が死亡したときによって保険金が保険会社から残された家族に支払われるため、死亡保障保険とも言われています。死亡保険は、加入する年齢や家族構成などによって、かけられる保険金額はさまざまです。死亡保険には2つの種類があります。
1つは、一生涯の保障が続き、加入年数が長ければ長いほど解約返戻金が増えていく終身保険です。解約返戻金が発生するため貯蓄性は高いものの、その分保険料は割高となります。
もう1つは、一定期間のみ大きな死亡保障を持つことができる定期保険です。終身保険とは違い、解約返戻金などはありませんが、その分割安な保険料で死亡保障を準備することができます。
【全体】生命保険満足度ランキング
5位「東京海上日動あんしん生命」の生命保険の特徴
”ヒツジの執事”のキャラクターでおなじみの東京海上日動あんしん生命が5位にランクインしました。医療保険やがん保険が人気の商品ですが、最近「あるく保険」を発売し、注目を集めています。あるく保険の特徴は、健康志向を保険にも適用させたところで、1日平均8,000歩(6ヶ月間)を歩くと、保険料の一部が返金されます。
4位「プルデンシャル生命」の生命保険の特徴
外資系生命保険会社として、30~40代の働き世代の男性から人気を集めている保険会社です。1人ひとりに合った保険商品をプロデュースしてくれることが人気の理由の一つとなっています。また、外資系保険会社の特徴を活かし、米ドルや豪ドルでの資産運用商品もおすすめ商品となっています。
3位「マニュライフ生命」の生命保険の特徴
マニュライフ生命が3位にランクインしました。生命保険では、外貨建てや収入保障をセットにした商品がおすすめです。
外貨建てのメリットを活かしたプラン設計などもしてくれ、1人ひとりに合った商品を選ぶことができます。また、医療保障や老後の生活資金を準備するための年金商品など、幅広い商品を取り扱っています。
2位「ライフネット生命」の生命保険の特徴
ライフネット生命が2位となりました。ライフネット生命の特徴は、保険会社にとっての収益部分である「付加保険料」など保険料の内訳を公開しているところです。付加保険料は保険会社によって異なるため保険料を決める大きなポイントですが、ライフネット生命以外で付加保険料を公表している会社はほとんどありません。
1位「太陽生命」の生命保険の特徴
1位には、太陽生命がランクインしました。「保険組曲Best」は、自分のライフプランや家族構成に合わせた保険を自分で設計できる生命保険です。
また、太陽生命では病気やけがなどによって働けなくなったときの保険や長寿社会の到来によって老後の生活資金をしっかりと準備するための保険も取り扱っています。今後の日本社会の問題点をしっかりと捉え、それに対処するための保険商品を広く取り扱っている点が人気の理由といえるでしょう。
おすすめの生命保険って?保険の悩みはFPに相談!【年代別】生命保険満足度ランキング
20代の生命保険満足度ランキング
20代の生命保険満足度ランキングでは、5位に若い世代を中心に保険商品を展開している「明治安田生命」がランクインしました。4位には、ディズニーとの協賛で人気の「第一生命」が、3位には「かんぽ生命」、2位には「日本生命」がランクインしています。
1位は、外資系生命保険会社である「ジブラルタ生命」でした。それぞれ商品や保険会社に特徴があり、それらを活かした評価となっています。
30代の生命保険満足度ランキング
30代の生命保険満足度ランキングでは、20代のランキングとは異なる結果となっています。5位には「県民共済(都民共済等含む)」がランクイン。家族のための保障だけでなく、経済的に余裕を持たせたいと考える人が多いことがわかります。
4位には外資系生命保険会社である「プルデンシャル生命」が、3位はがん保険などでおなじみの「アメリカンファミリー(アフラック)」でした。2位には「ソニー生命」がランクインしており、30代には外資系生命保険会社が人気ということがわかります。そして1位は「三井住友海上あいおい生命」となりました。
40代の生命保険満足度ランキング
40代の生命保険満足度ランキングは、30代のランキングと同じような構成になっています。5位には「ソニー生命」、4位には「東京海上日動あんしん生命」、3位には「アメリカンファミリー(アフラック)」がランクインしました。
2位には「県民共済(都民共済等含む)」、そして1位は「プルデンシャル生命」がランクインしました。保険料の安さや資産運用、保障内容など、それぞれに特化した保険会社がランクインしています。
50代の生命保険満足度ランキング
50代の生命保険満足度ランキングは、5位に「メットライフ生命」、4位には「JA共済」、同率1位には「こくみん共済」「オリックス生命」「東京海上日動あんしん生命」という結果となりました。昔からの付き合いや損保系保険会社、外資系生命保険会社などが混在する結果となっています。
50代は、死亡保障を重視する人がいる一方で、老後を見据えて資産運用を考える人もいる世代であるため、様々な保険会社がランクインしたのかもしれません。
【性別】生命保険満足度数ランキング
男性の生命保険満足度ランキング
男性の生命保険会社満足度ランキングの5位は「ライフネット生命」がランクイン。4位には「ジブラルタ生命」、3位には「東京海上日動あんしん生命」がランクインしました。2位には「かんぽ生命」、1位は「太陽生命」となっており、保険料が安い、外資系商品の取り扱いがある、自分にぴったりの保険を設計できるなど、その保険会社特有の特徴がおすすめとなっているようです。
女性の生命保険満足度ランキング
女性の保険会社満足度ランキングでは、5位に「明治安田生命」、4位に「第一生命」と、日本の大手生命保険会社がランクインしました。2位には、女性のための保険商品がおすすめの「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」とドル建て商品の資産形成がおすすめの「ソニー生命」が。1位には「プルデンシャル生命」がそれぞれランクインしています。
生命保険に加入する必要性は?
生命保険は必ず加入しなければならないものではありません。月々の保険料を支払うために経済的な負担を背負う必要はないと考える方もいるでしょう。
もし世帯主など一家の生計を支える人が亡くなった場合、公的保障の遺族基礎年金や遺族厚生年金を受け取ることはできる可能性はあります。しかし、それだけでは子供の教育資金を十分に賄うことは難しいです。だからこそ、生命保険に加入しておくことによって、残された家族の生活費や子供の教育費などを準備しておく必要があるのです。
まとめ
おすすめの生命保険会社をランキング形式で見てきましたが、自分が加入している保険会社はあったでしょうか。加入しているからこその満足度ランキングとなりますので、それぞれの保険会社の特徴や対応などを考慮したランキングを参考に、保険の見直しをしてみるといいでしょう。
おすすめの生命保険って?保険の悩みはFPに相談!【保険に関するアンケート調査概要】 調査実施時期:2018年2月15日~2018年2月18日 対象者:全国 20歳から59歳の男女10,000名(性別×年代別よる均等割付) 調査方法:インターネット調査 実施委託先:株式会社マーケティングアプリケーションズ ※2018年4月2日付けで「アメリカンファミリー」は「アフラック生命保険株式会社」となりました。 |