生命保険には、死亡保障を備えたプランや医療保障のみに重点を置くプランがあり、必要に応じた生命保険に加入することが必要です。住友生命で販売される医療保険には、保障内容によって保険種類を選ぶことが可能となっています。ここでは住友生命の医療保険のタイプや特徴について解説します。
目次
住友生命の医療保険は3種類
生命保険に加入する場合、考えなければならないポイントは3つあります。
・死亡保障が必要なのか
・医療保障のみ必要なのか
・健康上の理由により通常の生命保険に加入することが可能なのか
住友生命で販売されている医療保険には、死亡保障を付加できるプランや医療保障のみのプラン、加入条件を引き下げたプランが販売されています。
【総合保障タイプ】未来デザイン1UP
3歳から75歳まで、幅広い年齢層が契約することができる商品です。1UPでは、医療保障に加え働けなくなった場合や遺族への死亡保障など資産形成も含めてバランス良く保障されるタイプと死亡保障は葬儀費用程度に抑えることができるタイプに分かれています。
ドクターGO
死亡保障をなくし、入院や手術に特化した保険です。定期タイプでは0歳から70歳まで加入することができ、終身タイプは15歳から80歳まで加入することが可能となっています。終身タイプは、一生涯保険料を払い続ける終身払いと、一定の年齢に達したら保険料が発生しない有期払いがあります。
千客万頼
一般的に生命保険に加入するためには、健康上のリスクを抱えていないことが条件となるケースが多いです。しかし、持病などにより一般の医療保険に加入できない人も多く、保険の引受基準を下げた保険も販売されています。
千客万頼は、告知項目を限定して引き受け基準を下げた保険です。契約できる年齢は、50歳から75歳となっており、若い世代の人は加入することができません。千客万頼では、終身払いのみ選択可能です。
医療保険の疑問はFPに相談!徹底解説&無料相談サービス実施中!住友生命の医療保険の特徴
住友生命で医療保険への加入を検討しているのであれば、販売されている医療保険の種類と特徴を良く知っておく必要があります。医療保険の特徴を1つずつ詳しく解説していきます。
1UPは必要保障に応じて備えができる
1UPは死亡保障である終身保険を土台としているため、亡くなったときの遺族の生活や働けなくなったときに備えながら、病気や怪我をしたときの備えもできます。また、独身の人と子育てをしている人とでは、死亡保障や医療保障に対する必要保障額が相違します。子育てしている人の方が保障はより充実させておくことが必要となり、ライフプランによって必要保障額を設定することが可能です。
ドクターGOはがん入院中の手術保障が倍
死亡保障は備えていませんが、入院や手術などに備えられる保険がドクターGOです。日帰り入院から長期入院、また手術は入院、外来を問わず保障されます。がんの場合は入院日数無制限で保障され、入院中の手術は倍額保障されるほか、放射線治療に対する保障もあります。
千客万頼は5つの告知項目をクリアすれば加入できる
千客万頼は通常の医療保険よりも少ない告知で加入できます。そのため、健康上で不安があっても、下記の告知項目に該当しなければ加入することができます。
・過去2年以内に入院または手術をした
・過去5年以内にがんで入院または手術をした
・今後3カ月以内に入院または手術予定がある
・現在がんまたは肝硬変と診断または疑いがあると医師に指摘されている
・要介護認定を受けたことがある
住友生命の医療保険につけられる特約
加入しようとする保険種類によって主契約の保障内容が違うため、付加することができる特約の種類も変わってきます。特約の内容をよく理解した上で検討することが大切です。
【総合保障タイプ】未来デザイン1UPの場合
死亡した場合の遺族への収入保障や、働けなくなってしまったときに自身で受け取ることができる生活障害収入保障を付加できることが特徴です。入院や手術に対する医療保障のほか、特定重度生活習慣病に対する一時金の保障も特約で準備することができます。特約は10年や15年更新となっており、必要に応じて保障内容を見直すことが可能です。
ドクターGOの場合
1日目から180日目までを保障する入院や、外来や入院中の手術保障が主契約です。終身タイプのみ、死亡した場合や働けなくなったときに生活障害終身保険特約を付加することができます。がんに対する医療保障の特約を付加することで、がんと診断された場合の一時金などがんを患ってしまったときの医療保障を充実させることが可能です。
千客万頼の場合
少額の死亡保障が主契約となっており、高度障害に対する保障は付加することができません。しかし、1日以上入院したときの入院保障充実特約による一時金や、1回の入院が60日目までは保障される限定告知型医療特約を付加することで入院や手術への備えができます。入院保障額は、1日目から4日目までと、5日目から60日目までの1日あたりの保障額が相違していることが特徴です。
まとめ
医療保険に加入する場合、万が一の死亡保障や働けなくなった場合の保障が必要なのか、それとも入院など医療保障に重点を置くかによって、加入する保険の種類が変わります。それぞれの保険種類の特徴をよく理解し、必要に応じて特約を付加するなど自身にあった保険に加入しましょう。
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