マイボイスコムが実施した「少額短期保険(ミニ保険)」に関するインターネット調査によると、少額短期保険に関して魅力的だと思うことに、4割弱が「保険料が手頃」を挙げていることが明らかになりました。回答数10,350件。
まず、少額短期保険の認知度を調べたところ、6.5%が「どのようなものか知っている」、16.9%が「名前を聞いたことはあるが、どのようなものか知らない」と回答しました。男女別に見ると、認知率は男性30代以上が3割弱となっており、女性より高くなっています。
次に、少額短期保険認知者を対象に商品認知を調べました。その結果、「シニア向け保険(死亡・医療)(高齢者対象の保険)」と「葬儀保険(葬儀費用の補償)」の認知度が2割でした。「モバイル保険(スマートフォンの修理費用を補償)」と「痴漢冤罪保険(痴漢免罪の弁護士費用を補償)」は、1割強となっています。年代別では、50~70代で「シニア向け保険(死亡・医療)(高齢者対象の保険)」や「葬儀保険(葬儀費用の補償)」などの比率が高くなりました。
少額短期保険の会社を知っている人は全体の7.6%で、「イオン少額短期保険」「SBIいきいき少額短期保険」「楽天少額短期保険」が各1~2%。認知者のうち、少額短期保険に加入したことがある人は2割弱でした。
次に、少額短期保険に関して魅力的だと思うことを尋ねたところ、37.9%が回答した「保険料が手頃」が最も多くなりました。続いて「必要な保障の内容だけ加入できる」23.4%、「少額の保障を、少額の保険料で準備できる」20.4%、「必要な期間だけ加入できる」17.2%、「シンプルでわかりやすい商品が多い」16.6%となっています。
魅力的ではないと思うもののトップは、20.6%が回答した「生命保険料控除の対象外」でした。2位は「保険料が安くても、トータルだと保障内容に対して割安ではない場合がある」20.2%、3位は「セーフティーネットがない(会社が倒産した際の保障制度)」18.0%となっています。
少額短期保険の加入意向者は、「加入したい」と「どちらかといえば加入したい」の合計が約8%となりました。「加入したくない」と「どちらかといえば加入したくない」の合計となる「加入非意向者」は、4割強となっています。
少額短期保険(ミニ保険)に関するアンケート調査
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=24206