hachidoriは、アイペット損害保険がプログラミング不要のチャットボット開発ツール「hachidori」の導入により、保険契約成立率を向上したと発表しました。
アイペット損保は、「hachidori」を同社LINE公式アカウントで利用することによって、顧客に保険の申込みに必須である写真の不備があった再提出を促すメッセージを送信し、契約の不成立を80%削減しました。
保険申込み数の増加に伴うサポート工数増加が大きな課題となっていたアイペット損保では、契約の成立時に必須となるペットの写真に不備があった場合、顧客に電話で連絡をとる必要があり、コンタクトセンター(サポート窓口)の業務を逼迫していました。
契約者の約9割がLINEを使用していることが同社の調査でわかり、LINEを効果的に用いた施策を展開したいと考えていたことから、LINE公式アカウントを開設。hachidoriもアカウント内に導入し、チャットボットを用いたコンテンツ配信、One to Oneマーケティングを開始しました。
LINE公式アカウントの友だちではない顧客にもメッセージを送ることができる「通知メッセージ」をメッセージの送信に活用しており、保険の申込み時に必須となるペットの写真に不備があったユーザーを対象にメッセージを送信。hachidori管理画面から利用できる「通知メッセージ」によって、「写真の登録がないと契約が成立せず、補償開始が遅れてしまいます。」という内容のLINEを送っています。以前は同様の連絡をショートメッセージサービス(SMS)で行っていましたが、通知メッセージの活用により写真不備起因の契約不成立は80%削減されました。
アイペット損保LINE公式アカウントには、チャットボットを活用した保険料の見積もり、ペットの種類や年齢に応じた保険の診断機能等を搭載しています。ボットからの質問に答えていくことで、LINE上でそれぞれのペットに合った保険情報を簡単に取得することができます。
hachidoriは今後も、チャットボットのブラッシュアップや機能アップデートを続けていきます。