au損害保険は、自転車事故増加と各地での自転車保険義務化を受け、自転車ユーザーと歩行者の安全を促す活動体「おもいやりライト for CYCLE」を発足しました。
「おもいやりライト for CYCLE」は、増加する自転車事故の減少に向けて、新たに発足する活動体です。自転車のライトの早期点灯を促すための活動を、特に事故が多くなると言われる夕方の16時から18時の間に行います。自動車ドライバーに夕暮れ時のヘッドライト早期点灯を呼びかけ、交通事故を削減する運動「おもいやりライト」の自転車版として展開します。
「おもいやりライト for CYCLE」では、「自転車に乗るときは、早めにライトON!」「会社やグループではじめたいときはポスターやパネルを活用」「街中で呼びかけたいときは呼びかけアクションに参加!」の3つの取り組みを行っていきます。
「自転車に乗るときは、早めにライトON!」の取り組みでは、クルマや歩行者から気付かれやすくなるように、そろそろ夕方だなと思ったら早めにライトを点灯するように呼びかけます。また、会社やグループではじめたいときに活用できるように、無料でダウンロードできるポスターのデータをおもいやりライト for CYCLEのWEBサイトで用意。この運動をもっと広めていくために、街中でライト点灯の呼びかけも行っていきます。
au損保が月に1度以上自転車を運転する1,000名を対象に実施した自転車事故に関する調査によると、60.9%が自転車事故に繋がりそうな事象となる「自転車事故未遂の経験あり」と回答しています。
警察庁の調査によると自転車関連事故数の全体件数は減少してきていますが、自転車対歩行者の事故件数は減少していません。また、自転車相互の事故については増加傾向になっています。このように、リスクが伴う自転車運転の事故発生時の対処法を「知らない」と回答した人が70.9%いることがわかりました。
自転車事故時に助けとなる「自転車保険」は、82.3%の人が「知っている」と回答。「自転車事故に備える保険に加入している」と答えた人は56.6%でした。
すでに自転車保険加入が義務化されている兵庫県、大阪府、滋賀県、鹿児島県、埼玉県、京都府の6府県では、自転車保険の認知率は87.4%で、加入率は65.3%となっています。自転車保険加入は、2019年10月からは神奈川県、長野県、静岡県でも義務化となりました。
自転車事故未遂経験者(自身で運転中・歩行時に含む)に遭いそうになった時間帯を尋ねた結果では、「夕方(16時~18時くらい)」44.4%、「朝(7時~9時くらい)」33.7%、「夜(19時~24時くらい)」26.4%となっています。
自転車事故に遭ったことがある、遭いそうになった状況については、「相手の自転車が飛び出してきたとき」47.4%、「自動車が急発進してきたとき」34.3%、「歩行者が飛び出してきたとき」33.6%など、相手の飛び出しが原因となっていることがわかりました。「相手が携帯電話を使用しながらの走行」17.1%など“ながらスマホ”も原因になっているようです。
自転車保険に加入している人が「自転車保険に加入したきっかけ」は、「自分(もしくは家族)が加害者になった時に備えて」が76.3%を占めています。
おもいやりライト for CYCLE
https://www.au-sonpo.co.jp/pc/omoiyari-light_cycle
おもいやりライト
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