au損害保険は、電動アシスト付自転車の保有率や利用実態を調査し、その結果を発表しました。調査対象は、自転車を保有している人5,752人(その内電動アシスト付自転車利用者1,000人)。
保有している自転車の車種を尋ねたところ、「電動アシスト付自転車の保有率」は17.3%でした。次に電動アシスト付自転車を保有している人を対象に、買おうと思った理由を尋ねました。その結果、1位「居住地付近に坂道が多いから」25.6%、2位「自転車に乗る機会が多いから」17.4%、3位「脚の負担が軽減するから」17.3%となっています。
世代別に最も高かった回答を見ると、20代、30代は「重いものを運ぶから」20代30.5%、30代25.5%、40代、50代、60代以上は「居住地付近に坂道が多いから」40代29.0%、50代33.0%、60代以上36.5%となりました。
電動アシスト付自転車の便利さを実感するときは、45.0%が回答した「買い物が楽になった」が最も高くなりました。2位は「通勤・通学が楽になった」20.9%、3位「子供の送り迎えが楽になった」16.5%となっています。
世代別に見ると、20代は全体平均よりも「通勤・通学が楽になった」が35.5%と高く、30代は「子供の送り迎えが楽になった」39.5%が最も高いという結果になりました。
次に「電動アシスト付自転車を選んだ基準」を尋ねたところ、最も多かった回答は「信頼できるメーカーであること」29.8%でした。2位は「バッテリーが長く持つこと」26.2%、3位は「値段がやすいこと」13.4%となっています。
世代別に見ると、20代は34.5%が回答した「バッテリーが長く持つこと」が最も高く、30代は「子供を乗せやすいこと」が22.0%と全体平均の8.5%よりも13.5%高い結果になりました。
電動アシスト付自転車の故障経験は、24.9%が「ある」と回答。故障の内訳は、1位「後輪のパンク」57.0%、2位「前輪のパンク」46.2%、3位「バッテリー切れ」38.6%でした。
故障経験者を対象に故障時の対応を尋ねたところ、1位は71.5%が回答した「自力で家まで運んだ」でした。2位は「置いて帰り、後日車で取りに来た」5.6%、3位「家族に車で迎えに来てもらい、持って帰った」5.2%となっています。