子どもが生まれると、将来の教育資金を預貯金で貯めるのか、その他の方法にするのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。この記事では、教育資金の準備方法のひとつとしてフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」を紹介します。
目次
富国生命の学資保険「みらいのつばさ」のニーズ
貯蓄性を重視して教育資金を準備したい人向け
子どもの教育資金を準備する学資保険は、郵便局や民間保険会社などから色々な商品が発売されています。フコク生命の「みらいのつばさ」は、シンプルに掛け金を積み立てていくタイプの学資保険です。医療保障などがないため貯蓄性が高いことが特徴で、効率的に教育資金を貯めていきたい人に向いている商品だと言えます。
「みらいのつばさ」の保障内容や特徴
返戻率が高く貯蓄性が高い
「受け取り総額÷払込保険料総額×100」を計算すると保険の返戻率(戻り率)が分かりますが、「みらいのつばさ」の返戻率は100%を超えています(2017年12月フコク生命HP調べ)。支払った保険料よりも多く金額を受け取ることができるため、「みらいのつばさ」は貯蓄性が高い商品と言えるでしょう。
受け取りプランが選べる
「みらいのつばさ」には、成長に合わせたS(ステップ)型と大学に入学するときに保険金を受け取れるJ(ジャンプ)型があります。ステップ型は、幼稚園から大学までの進学するタイミングに入学祝い金を受け取るコースで、20歳の時に成人祝い金、22歳の時に満期保険金が支払われます。進学するたびに祝い金を受け取れるので、制服や教科書など新生活の資金に役立てることが可能です。
ジャンプ型は大学入学時にまとまった資金を受け取ることができるコースで、大学入学時に入学祝い金、22歳の時に満期保険金が支払われます。大学までは祝い金が支払われないため、ジャンプ型はステップ型よりも返戻率が高いです。
祝い金は11月1日支払いで据え置くことも可能
学資保険によっては契約日に応じて祝い金支払い日が決まるものもありますが、「みらいのつばさ」はステップ型、ジャンプ型ともに一律11月1日です。早めの支払いのため、入試や入学金支払いにも利用することができます。
また、祝い金は据え置くこともできるため、祝い金を受け取らずに据え置いておけば満期時の返戻率を上げることもできます。据え置いた祝い金は、いつでも受け取りが可能です。
契約者の万が一の際は保険料免除
「みらいのつばさ」は、契約者が死亡または高度障害状態に該当した場合その後の保険料が免除されます。なお、祝い金や満期保険金は変わらず受け取ることができるため、契約者に万が一のことがあっても子どもの将来に備えることが可能です。
保険料の払込期間を選べる
「みらいのつばさ」は、保険料の払込期間を11歳、14歳、17歳から選択できます。もし11歳での保険料払込に設定した場合、返戻率を上げることができるメリットがありますが、払い込む期間が短いため毎月の保険料は高くなります。また、14歳や17歳を選択した場合は支払う期間が長くなるデメリットはありますが、毎月の負担額が減るメリットがあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、家計の状況に合わせて払込期間を選ぶと良いでしょう。
払込方法を選べる
保険料の払込方法は、口座振替と振込用紙による振込の2通りです。また、支払うタイミングも、月払い、半年払い、年払いの3タイプから選ぶことができます。半年払いや年払いを選択すると保険料が割引されるため、返戻率が高くなります。
兄弟割引がある
「みらいのつばさ」には兄弟割引があり、2人以上の兄弟がいる場合には2人目以降の保険料が割引になります。ただし、兄弟加入特則の適用には契約者が同一人物であることなどの所定の条件があります。
「みらいのつばさ」の保険料のシミュレーション
「ステップ型」
契約者父親30歳、子ども0歳、満期保険金額100万円、兄弟割引は適用なしの保険料シミュレーションは以下の通りです。受け取り総額は、210万円で計算しています。
保険料払込期間 | 月々の保険料 | 払込保険料総額 | 返戻率 |
---|---|---|---|
11歳 | 15,186円 | 2,004,552円 | 104.7% |
14歳 | 12,131円 | 2,038,008円 | 103.0% |
17歳 | 10,170円 | 2,074,680円 | 101.2% |
「ジャンプ型」
契約者父親30歳、子ども0歳、満期保険金額100万円、兄弟割引は適用なしのシミュレーションは以下の通りです。なお、受け取り総額は200万円としています。
保険料払込期間 | 月々の保険料 | 払込保険料総額 | 返戻率 |
---|---|---|---|
11歳 | 14,354円 | 1,894,728円 | 105.5% |
14歳 | 11,467円 | 1,926,456円 | 103.8% |
17歳 | 9,614円 | 1,961,256円 | 101.9% |
まとめ
学資保険に加入すると、子どもの学資金を貯めるだけでなく、契約者に万が一のことがあった場合にも備えることができます。子どもの教育資金作りの選択肢として学資保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。