フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」は、公式サイトの契約例で返戻率113.7%〜123.8%と、貯蓄性の高い学資保険です。
この記事では、2026年9月時点の公式情報をもとに、受取プランごとの返戻率と月々の保険料、加入前に知っておきたいデメリットまで整理します。
富国生命の学資保険「みらいのつばさ」のニーズ
貯蓄性を重視して教育資金を準備したい人向け
子どもの教育資金を準備する学資保険は、郵便局や民間保険会社などから色々な商品が発売されています。フコク生命の「みらいのつばさ」は、シンプルに掛け金を積み立てていくタイプの学資保険で、効率的に教育資金を貯めたい人に向いています。
なお、お子さまの医療保険をパックして加入することもできますが、医療保障の保険料は学資金として戻ってくるものではないため、その分だけ返戻率(払い込んだ保険料に対する受取総額の割合)は下がります。貯蓄性を重視するなら、医療保障は付けずに契約するのが基本です。
「みらいのつばさ」の保障内容や特徴
返戻率が高く貯蓄性が高い
返戻率は「受取総額÷払込保険料総額×100」で計算します。公式サイトに掲載されている人気プランの契約例(契約者30歳男性・お子さま0歳・22歳満期・兄弟割引なし)では、S型で払込期間17歳が約113.7%、J型で払込期間17歳が約116.1%、J型で払込期間11歳が約123.8%です。返戻率がもっとも高くなるのは「J型・払込期間5歳」のプランだと案内されています。
返戻率は契約者とお子さまの年齢、契約者の性別、保険料の払込方法によって変わるため、実際の数値は見積もりで確認してください。
受け取りプランが選べる
「みらいのつばさ」には、成長に合わせたS(ステップ)型と大学に入学するときに保険金を受け取れるJ(ジャンプ)型があります。ステップ型は、幼稚園から大学までの進学するタイミングに入学祝い金を受け取るコースで、20歳の時に成人祝い金、22歳の時に満期保険金が支払われます。進学するたびに祝い金を受け取れるので、制服や教科書など新生活の資金に役立てることが可能です。
ジャンプ型は大学入学時にまとまった資金を受け取ることができるコースで、大学入学時に入学祝い金、22歳の時に満期保険金が支払われます。大学までは祝い金が支払われないため、ジャンプ型はステップ型よりも返戻率が高いです。
祝金は受験シーズン前に受け取れて据え置くことも可能
「みらいのつばさ」は、祝金・満期保険金を受験シーズン前に受け取れる設計になっています。推薦入試などで早い時期に入学金が必要になる場合にも使いやすいのが利点です。
また、祝い金は据え置くこともできるため、祝い金を受け取らずに据え置いておけば満期時の返戻率を上げることもできます。据え置いた祝い金は、いつでも受け取りが可能です。
契約者の万が一の際は保険料免除
「みらいのつばさ」は、契約者が死亡または高度障害状態に該当した場合その後の保険料が免除されます。なお、祝い金や満期保険金は変わらず受け取ることができるため、契約者に万が一のことがあっても子どもの将来に備えることが可能です。
保険料の払込期間を選べる
「みらいのつばさ」は、保険料の払込期間を5歳・11歳・14歳・17歳の4種類から選択できます。5歳や11歳など短い期間にすると返戻率は上がりますが、毎月の保険料は高くなります。反対に14歳や17歳を選ぶと、払い込む期間は長くなるものの毎月の負担は軽くなります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、家計の状況に合わせて払込期間を選ぶと良いでしょう。
払込方法を選べる
保険料の払込方法は、口座振替と振込用紙による振込の2通りです。また、支払うタイミングも、月払い、半年払い、年払いの3タイプから選ぶことができます。半年払いや年払いを選択すると保険料が割引されるため、返戻率が高くなります。
兄弟割引がある
「みらいのつばさ」には兄弟割引があり、2人目以降のお子さまの保険料が割安になります。ただし、上のお子さまがフコク生命の学資保険に加入していて契約者が同一であることなど、所定の条件があります。
加入できる年齢と契約者の範囲
加入できるお子さまの年齢は0歳〜7歳で、保険期間は22歳満期です。契約者は親だけでなく祖父母もなれます。相談は担当者との対面のほか、オンライン相談や学資保険加入相談ダイヤル(0120-259-594、平日9時〜17時)でも受け付けています。
「みらいのつばさ」の保険料と返戻率(公式の契約例)
公式サイトに掲載されている人気プランの契約例です(契約者30歳男性・お子さま0歳・22歳満期・兄弟割引なし・口座振替月払、2026年9月時点)。
| プラン | 月払保険料 | 払込保険料総額 | 受取総額 | 返戻率 |
|---|---|---|---|---|
| S(ステップ)型/払込17歳 | 9,047円 | 1,845,588円 | 210万円 | 約113.7% |
| J(ジャンプ)型/払込17歳 | 8,439円 | 1,721,556円 | 200万円 | 約116.1% |
| J(ジャンプ)型/払込11歳 | 12,231円 | 1,614,492円 | 200万円 | 約123.8% |
同じ受取総額でも、大学入学時にまとめて受け取るJ型のほうが、こまめに祝金を受け取るS型より返戻率が高くなります。また、払込期間を短くするほど返戻率は上がり、毎月の保険料は高くなります。
学資保険で貯めるか、他の方法で貯めるか|教育資金の準備をFPに無料で相談「みらいのつばさ」のデメリットと注意点
途中で解約すると元本割れすることがある
学資保険は、保険料を払い込む期間の途中で解約すると、受け取れる解約返戻金が払い込んだ保険料を下回ることが多い商品です。毎月の保険料は、最後まで払い続けられる金額に抑えておくことが大切です。払込期間を5歳や11歳にすると返戻率は上がりますが、その分だけ月々の負担は重くなります。
受け取る時期と金額が決まっている
学資金の受取時期と金額は契約時に決まります。想定より早くお金が必要になっても、祝金の前倒しはできません。反対に、まだ使わない祝金は据え置いて満期時にまとめて受け取ることもできます(据え置いた祝金はいつでも受け取れます)。
インフレに弱い
契約時に受取額が決まるため、物価や学費が大きく上がった場合には、受け取るお金の価値が目減りする可能性があります。教育資金のすべてを学資保険で準備するのではなく、預貯金やNISAなどと組み合わせて考える方法もあります。
医療保障を付けると返戻率は下がる
お子さまの医療保険をパックできるのは便利ですが、その保険料は学資金として戻るものではないため、貯蓄性を重視する場合は医療保障を付けない契約が基本になります。
まとめ
「みらいのつばさ」は、公式の契約例で返戻率113.7%〜123.8%と、現在の学資保険のなかでは貯蓄性の高い部類に入ります。契約者に万が一のことがあった場合は以後の保険料が免除され、祝金と満期保険金は変わらず受け取れます。
一方で、途中解約による元本割れやインフレには注意が必要です。毎月いくらまでなら無理なく払い続けられるか、教育資金の何割を学資保険で準備するかを決めてから、プランを選ぶとよいでしょう。
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