日本生命の「みらいのカタチ」は、さまざまな種類の保障の中から自分に必要な保障を選んで組み合わせることができるバイキング方式の保険です。この記事では「みらいのカタチ」の特徴や、年代別・性別の加入例などを紹介します。
目次
日本生命「みらいのカタチ」とは
保険と特約を組み合わせることができる
「みらいのカタチ」は欲しい保障や特約を自分で選ぶことができる保険です。4タイプ・12種類の中から必要な内容を選択できるため、希望の保障を受けやすくなっています。
「みらいのカタチ」の保険種類
「みらいのカタチ」で取り扱う内容について、保険のタイプや備えることのできるリスクを紹介します。
1.重い病気・介護などのリスクに備えるタイプ
●継続サポート3大疾病保障保険→死亡保障と3大疾病のリスクに重点的に備えることができます。
●3大疾病保障保険→がん・急性心筋梗塞・脳卒中と死亡のリスクに備えることができます。
●身体障がい保障保険→身体障がい状態と死亡リスクに備えることができます。
●介護保障保険→要介護状態と死亡リスクに備えることができます。
2.死亡リスクに備えるタイプ
●終身保険→一生涯にわたって死亡保障を備えることができます。
●定期保険→一定期間内の死亡リスクに備えることができます。
●生存給付金付定期保険→一定期間内の死亡リスクに備えつつ、「お祝い金」を受け取ることができます。
3.医療リスクに備えるタイプ
●総合医療保険→入院や手術などのリスクに備えることができます。
●がん医療保険→がんが原因の入院や手術などのリスクに備えることができます。
●特定損傷保険→不慮の事故等での骨折などのリスクに備えることができます。
4.老後などの資金リスクに備えるタイプ
●年金保険→老後資金を計画的に準備することができます。
●養老保険→一定期間内の死亡リスクに備えつつ、資産形成ができます。
「みらいのカタチ」の特約の種類
各保険に付加できる特約は、次の2種類です。
●保険料払込免除特約…がんや身体障がい状態・介護状態などのうち、日本生命が定める条件に合致した場合、それ以降の保険料払い込みは免除され、保障はそのまま継続されます。
●リビング・ニーズ特約…医師から余命6ヶ月以内の宣告を受けた場合、契約している死亡保険金額の一部または全額を生前に受け取ることができます。
「みらいのカタチ」の付帯サービス
また、付帯できるサービスは次の3種類です。
●ずっともっとサービス…貯まったマイルと商品などを交換することができる〈サンクスマイルメニュー〉、ライフイベントや契約の節目でのプレゼントがもらえる〈ハッピープレゼントメニュー〉、抽選でプレゼントがもらえる〈プレミアムチャンスメニュー〉、複数の特典を受けることができる〈ハートフルサポートメニュー〉を利用することができます。
●ベストドクターズ・サービス…治療・セカンドオピニオンの取得などに適した専門医を無料で紹介してくれるサービスです。
●ケア・ガイダンス・サービス…介護の専門家であるニチイの有資格者(ケアマネージャーなど)が自宅に訪問し、介護に関する疑問や不安について相談にのってくれるサービスです。
日本生命「みらいのカタチ」のニーズ
必要な保障を組み合わせて自分に合った保険に入りたい人向け
「みらいのカタチ」は、数ある保障の中から欲しいものだけを選択することができるため、保障内容に過不足が生じにくくなります。必要な保障を選びたい人や、自分に合った保険に入りたい人にニーズがあると言えます。
日本生命「みらいのカタチ」の加入プラン例
20代の男性向けプラン
20代の男性に必要となるのは、大きな病気やケガをした場合の治療費や、入院・手術などで働けなくなった際の生活費などの備えです。そのため、3大疾病などの大きな病気に備えつつ、入院や手術に対する保障もついているプランが良いでしょう。
〈死亡時受取総額 3,550万円 / 10年定期保険〉
定期保険 2,000万円
継続サポート3大疾病保障保険 500万円
身体障がい保障保険 800万円
介護保障保険 700万円
特定損傷保険 5万円
総合医療保険 日額 10,000円
保険料払込免除特約
同じ20代であっても、年齢によって保険料が異なります。
20歳 11,260円/月
25歳 12,506円/月
29歳 14,460円/月
30代~40代の男性向けプラン
家庭を持つ人が多くなる傾向にあり、万が一の場合にも残された家族が生活できるだけの保障を準備する必要があります。また、重い病気や介護に対する備えについても考え始めた方が良い年代と言えます。
〈死亡時の受け取り総額 3,550万円 / 10年定期〉
定期保険 2,000万円
継続サポート3大疾病保障保険 500万円
身体障がい保障保険 800万円
介護保障保険 700万円
特定損傷保険 5万円
総合医療保険 日額10,000円
保険料払込免除特約
上記プランの年齢別保険料は次の通りです。
30歳 14,008円/月
40歳 24,022円/月
49歳 45,423円/月
50代向けのプラン
自分自身の健康や老後、高齢に差し掛かる親の介護の問題などについて考えることの多い50代の人には、3大疾病や介護に重点を置いたプランが良いかもしれません。
〈死亡時受取総額 1,000万円 / 10年定期〉
3大疾病保障保険 300万円
介護保障保険 700万円
保険料は年齢・性別で異なります。
男性
50歳 11,732円
55歳 17,424円
59歳 26,928円
女性
50歳 8,347円
55歳 10,639円
59歳 15,040円
また、老後資金の準備をしておきたい人向けの年金保険もあります。80歳まで払い込みを行うとそれ以降終身にわたって60万円/年の年金を受け取ることができる保険です。年齢・性別によって保険料は異なり、平均寿命を加味して女性の方が男性よりも高い金額に設定されています。
男性
50歳 22,272円
55歳 26,220円
60歳 32,202円
女性
50歳 28,668円
55歳 33,480円
60歳 41,610円
女性向けのプラン
乳がんや子宮がんなどの女性ならではの病気に対する保障を希望する人へは、次のようなプランがあります。
〈死亡時受取総額 1,550万円 / 10年定期〉
継続サポート3大疾病保障保険 500万円
身体障がい保障保険 800万円
介護保障保険 700万円
特定損傷保険 5万円
総合医療保険 日額10,000円
保険料払込免除特約
年齢別の保険料は以下の通りです。
20歳 9,470円/月
30歳 12,171円/月
40歳 17,682円/月
49歳 25,623円/月
子供向けのプラン
幼児から高校生くらいまでの子どもを保障対象とし、小児がんなどの病気や教育資金に備えることのできるプランもあります。
〈死亡時受取総額 550万円 / 10年定期〉
生存給付金付定期保険 200万円
継続サポート3大疾病保障保険 500万円
身体障がい保障保険 300万円
特定損傷保険 5万円
総合医療保険 日額5,000円
保険料払込免除特約
生存給付金付定期保険とは、3年ごとおよび満期時にお祝い金を受け取ることができる保険です。被保険者の契約年齢によって保険料は異なります。
10代向けのプラン
10代の入院事由の上位であるがんなどの病気や、部活・習い事に伴うケガに備えられるプランを選ぶと良いでしょう。入院時の日額保障に加え、骨折などに対して特定損傷保険が適用されるケースがあります。
〈死亡時受取総額 550万円 / 20年定期〉
継続サポート3大疾病保障保険 500万円
身体障がい保障保険 500万円
特定損傷保険 5万円
総合医療保険 日額10,000円
保険料払込免除特約
年齢・性別ごとの保険料は以下の通りです。
男性
15歳 6,240円
19歳 6,785円
女性
15歳 7,210円
19歳 8,415円
まとめ
さまざまな保障を自由に選ぶことができる保険は、すべての保険会社で取り扱いがあるわけではありません。必要な保障は何かを考え、自分に合った保険を設計してみることは、保険について知る良い機会になるのではないのでしょうか。