オリックス生命からは、複数の死亡保険が販売されています。家族を守るための保障がついていたり、持病がある人でも入りやすかったり、保険料が割安だったり、商品ごとに特徴も異なります。今回は、商品のニーズや保障内容、活用方法などについて紹介します。
目次
オリックス生命の死亡保険のニーズ
万一のときの資金確保をしたい人向け
特定の商品に限らず、死亡保険には「被保険者に万が一のことがあった場合の備え」というニーズがあります。オリックス生命では、万が一の資金確保に加えて、保険料が手頃であること・加入手続きがインターネットで完結すること・健康状態に不安がある人にも入りやすいことなど、多方面のニーズに応じた死亡保険を展開しています。
オリックス生命の死亡保険の種類
定期保険型
定期保険型の死亡保険は、以下の3種類です。
・定期保険ファインセーブ
・定期保険ブリッジ
・家族をささえる保険キープ(収入保障保険)
それぞれ特徴が異なり、加入する人やその家族の状況に合わせた保険設計をすることができます。また、定期保険タイプであることから、終身保険などと比べて保険料が割安である点も特徴です。
終身保険型
オリックス生命の終身保険には、以下の2種類があります。
・終身保険ライズ
・終身保険 新ライズ・サポート
どちらについても、死亡保障があるだけではなく貯蓄性も高い商品です。いわゆる“掛け捨て”の保険ではなく、保険料に見合った保障や返戻金を受けられるのが利点です。その分保険料が割高であるという一面もありますが、手厚い死亡保障を希望する人にも対応できる商品といえます。
オリックス生命の死亡保険の特徴
解約払戻金がなく保険料が手軽に
オリックス生命の定期保険「ファインセーブ」には、大きく分けて3つの特徴があります。1つ目は、解約返戻金をなくすことで保険料を抑えているという点です。
2つ目は、保険期間と保険金額を自分で自由に選べる点です。保険金額は最低200万円から最高5,000万円まで、100万円単位で設定することができます。保険期間についても、年数で選べる「年満了(自動更新タイプ)」と年齢で選べる「歳満了(長期保障タイプ)」があり、それぞれ10年~35年満了・60歳~90歳満了までを5年刻みで選択することができます。
3つ目は、死亡保険金の支払いに関して、条件による差が発生しない点です。「ファインセーブ」では、病気・事故・災害などの死亡理由によって支払われる保険金額が上下せず、死亡保障は同額となります。また、病気や事故などでの高度障害状態になった場合でも、死亡保険金額と同額の高度障害保険金が支払われることになっています。
ネット申込専用で手軽なものも
定期保険「ブリッジ」は、これまで対面による申し込みが中心だった保険契約をインターネット上で完結できる商品として誕生しました。インターネット申し込み専用の保険であるため、申し込み手続きが簡単でスピーディーである点が特徴です。
保険期間や保険金額については通常の死亡保険商品と同様に、自分のライフプランに合わせて自由に設計することが可能です。また、人件費や事務所の賃料などが必要ない分、保険料が安価に設定されています。
収入保障型の保険もあり
共働きの世帯が増えるにつれ、自分が働けなくなった時に備える収入保障保険の需要が高まる傾向にあります。オリックス生命の収入保障保険「キープ」は、残された家族の生活費を確保したい場合に役立てることができる定期保険です。
子供が小さなうちは大きな保障を用意し、成長に合わせて保険金額を減らすという仕組みを採用することで保険料が抑えられている点が特徴です。保険金は、年金形式による毎月の受け取り・一括受取のうちから選択することが可能です。
貯蓄や持病に特化した保険も
「ライズ」は貯蓄性が高く、保険金額や保険料払込期間を自由に選択できるスタイルの終身保険です。一方、「新ライズ・サポート」は、持病がある方でも加入しやすい設計の死亡保険です。どちらについても一生涯の死亡保障や解約返戻金が保障されているため、リスクに備えながら資金を貯めることができるという利点があります。
オリックス生命の死亡保険料の例
定期保険型のファインセーブの例
28歳男性が「保険金額1,000万円・保険期間10年」という条件で「ファインセーブ」へ加入した場合、月々の保険料は1,730円となります。子どもが生まれたタイミングなどで保険金額や保険期間の見直しを行うことも可能です。見直しが必要なければ契約は自動更新されるため、更新のたびに手続きをする手間はかかりません。
終身保険型のライズの例
30歳男性が「保険金額300万円・保険料払込期間15年払済、低解約払戻期間15年」という条件で「ライズ」へ加入した場合、月々の保険料は13,188円となり、15年後の保険料払込期間満了時における解約返戻金は約240万円となります。払い込んだ保険料の総額からの払戻率は約101.3%となり、貯蓄性が期待できると言えます。また、保険料払込満了時を60歳に設定することで老後資金や自分の葬儀費用、死後の整理資金などを準備するという活用方法もあります。
まとめ
オリックス生命の死亡保険には、「個人や家庭に合わせた設計をしやすい」という特徴があります。ライフステージやライフプランに合わせて保険料や保障期間などを設定し、必要に応じて見直しを行うことでより自分に合った保険へ近づけることができるため、迷う点などがあれば気軽に相談してみましょう。