目標を立ててお金を貯めているのに、なかなか貯まらないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、お金を貯める方法について説明します。単純にお金を貯めるための工夫はもちろん、出ていくお金をいかに絞るかなどを考えて効率的なお金の貯め方を探っていきましょう。
目次
銀行口座を使ってお金を貯める方法
4つの口座を用意
銀行口座を利用してお金を貯める方法とは、「4つの口座を用意する」ことです。固定費・生活費・緊急用の貯金・貯金の4つの目的ごとにお金を分別管理するのです。目的ごとに口座を分けることによって、「毎月どのくらいの費用が掛かっているのか」「安定的に貯められるお金はどのくらいなのか」などがわかりやすくなります。
4つの口座を利用する際には、「給料が振り込まれたらすぐに貯金用口座に定額のお金を移す」とお金が貯めやすいです。始めから貯めるお金を引いておけば残ったお金で1か月間を過ごすだけなので、過度に節約を意識しなくても済みます。
使い分けのポイント
銀行口座を使い分けるポイントは、各口座の存在意義を明確に持たせるということです。「給料が振り込まれて、なんとなく生活費がその口座から引き落とされていく」という状況では、毎月掛かる出費や固定費について関心が薄くなりがちです。「この口座は固定費」「この口座は貯金用」と目的別に口座を管理することで、出費や貯金額についてより意識が高まります。
学生もできるコツコツお金を貯める方法
毎日小銭を貯金する
学生の間は、あまり多くの収入を得られないことが多いです。しかし、工夫次第で学生でもお金を貯めることは可能です。
例えば、1日の終わりに財布の中を確認して残った小銭を全て貯金します。小銭なので貯まる金額は少しずつですが、毎日確実にお金が貯まっていきます。また、貯金箱などを利用すれば視覚的に「貯まっている」感覚を楽しむことができるので、貯金のモチベーションを維持することも可能です。
毎月の残金を貯金する
毎月末に口座に残っているお金を別口座に移して貯金していく方法もあります。通帳で管理する方法も貯まっていくお金がどのくらいなのか明確に把握できるので、モチベーションも維持しやすいです。また、今月はいくら残ったか、などゲーム感覚で取り組めば苦痛に思わずに貯金を続けられるかもしれません。
お金を貯めるための節約方法
通信費や保険など固定費を見直す
毎月の固定費を削ることができれば、それだけ多くのお金を貯金に回すことができます。代表的な固定費として、通信費や保険料で考えてみましょう。
通信費に関しては、家族で同じ携帯電話会社を利用すれば通話料を安くできます。また、格安スマホやSIMフリー携帯を利用すれば通信費を下げられる可能性が高いです。
保険料については、保障を一度見直してみると良いでしょう。就職や結婚など、ライフスタイルの変化によって必要な保障は変わります。今の自分に適した保険は何かを考えると、保険料を減らすことができるかもしれません。
品質が変わらないものはまとめ買い
こまめに買い物に行くと、ついつい余計なものまで買ってしまいがちです。まとめ買いをして店に行く機会を減らすと出費が抑えられるかもしれません。
ただし、生鮮食品などはまとめ買いをしすぎると腐ってしまい、結果的に無駄になってしまうこともあります。まとめ買いは食用油や洗剤など、一定期間以上品質が変わらないものだけにすると良いでしょう。
大学や会社帰りにコンビニに寄らない
大学や会社帰りにコンビニに寄らないということも、節約方法の一つです。例えば大学生の場合、講義の合間などで時間が空くこともありコンビニにふらっと立ち寄る人も多いです。しかし、コンビニの店内では消費者が「買いたい」と思っているものを効率的に陳列されているため、無駄な出費をしてしまいがちです。
毎月の出費を減らすために、コンビニに寄る機会を減らしてみましょう。
ストレスをためないためのコツ
節約する効果を考える
貯金のために過度な我慢を長期間自分に強いると、体調を崩したり、ストレスを貯めてしまう可能性があります。ストレスをためずに貯金を続けるためには、適度な息抜きを行うだけでなく節約する意味や効果を考えてみましょう。
節約することによって将来的にどのような効果が見込めて、どのような良いことが自分に起こるのかということをイメージします。良いイメージを持ち続けることでモチベーションアップにもつながり、精神的にもいい効果が期待できます。
息抜きになる趣味を持つ
貯金で節約をしすぎると、反動で大きな出費をしてしまうこともあります。ストレスをためすぎないために、息抜きになる趣味を持ってみましょう。
自分が没頭できる趣味を見つけることで、ストレスが発散できます。また、少しお金の掛かる趣味に興味が出た場合は、「この道具を買うためにお金を貯める」と考えれば貯金が楽しくなるかもしれません。
まとめ
目標に向かってお金を貯めることは大切ですが、自分に合わない貯金は続きませんし、過度に我慢をするとストレスの原因になります。自分に合った方法で、楽しみながら貯金をしてみてはいかがでしょうか。
