コンビニエンスストアのセブンイレブンでは、コンビニ本来の機能だけでなく、自転車事故に備えるための自転車保険や一日限定の自動車保険も取り扱っています。この記事ではセブンイレブンの自転車保険や一日自動車保険について説明します。
目次
自転車保険とは?
自転車事故でのトラブルをカバー
小さい子供からお年寄りまで、幅広い年齢の人が自転車に乗っています。自転車は免許も必要なく誰でも乗れるため、気をつけなければ大きな事故につながってしまうことも多いです。
歩行者と自転車での事故は損害賠償請求額が数千万円になってしまうケースもあり、また、場合によっては子供でも加害者になってしまうこともあります。自転車保険は、自転車の事故による損害に備えるための保険です。
自転車事故以外のトラブルにも対応
保険会社や商品にもよりますが、自転車保険は自転車事故による損害賠償や入院、通院などの補償だけではなく、さまざまなトラブルにも対応対応しています。例えば、健康や医療面でトラブルが起きた場合は、人間ドックなどの診断サポートサービスやセカンドオピニオンサービスを受けることができます。
また、介護に関する情報の提供や悩み相談にも対応しています。さらに、暮らしの相談として法律や税務の相談も可能です。
セブンの自転車保険、保険範囲は?
「自分のみ」「夫婦のみ」もOK
セブンイレブンの自転車保険は、いろいろな人が加入できるようにさまざまなプランがあります。申し込みをした本人のみが加入できる「お1人様プラン(本人型)」であれば、自転車による事故でのケガや被害者への賠償リスクへの備えができます。保険料は、3,990円/年で、1カ月あたりの保険料は333円です。
また、夫婦のみで加入できる「ご夫婦プラン」もあります。「ご夫婦プラン」は申込者本人とその配偶者の自転車事故でのケガや被害者の賠償への備えができ、保険料は5,230円/年で1カ月あたり436円です。
「小中高校生」のみ加入も可能
セブンイレブンの自転車保険は、「お1人様プラン(本人以外型)」を選択することで子供だけを保険に加入させることが可能です。小学生や中学生、高校生など、日頃から自転車での通学などをしている場合に加入しておけば、通学中や外出中の自転車事故でのケガや損害に備えられます。
ちなみに、被保険者本人が満22歳以下の場合には、被保険者の親権者や配偶者なども保険の対象になります。また、「日常生活賠償特約」「受託者賠償責任保険」を付加した場合、「被保険者の範囲に関する特約(親権者補償用)」が自動でセットされます。
家族みんなで入ることも可能
「ご家族プラン」は、申し込み本人だけでなく、配偶者や子供も一緒に加入できます。保険料は、7,210円/年で、1カ月あたりの保険料は601円となっています。加入する家族の人数が多ければ多いほど一人あたりの掛け金は安いことも特徴です。
開始日や料金、更新方法って?
補償の開始日は翌日から45日以内
セブンイレブンの自転車保険は、申込日の翌日から45日以内の日付けであれば開始日を自由に設定することができます。そのため、通勤や通学などで自転車を利用する場合には、通勤や通学に合わせた保険開始日を選択できます。被保険者本人の都合に合わせて開始日を設定できるため、事前に予約や手続きをすることで引越などの予定にあわせることも可能です。
契約スタート日から1年で満期に
セブンイレブンの自転車保険は、責任開始日から1年間で満期を迎えます。更新の手続きをしない限りは1年で満了となってしまいます。満期日の1ヶ月ほど前から、郵便物や電話にて自転車保険の満了日の通知が行われます。
家族型の保険料は7,210円/年
セブンイレブンの自転車保険は、年払いでの契約です。保険料の支払いは、セブンイレブンの店舗で受け付けています。各プランの保険料は以下の通りです。
お1人様プラン(本人型) 3,990円/年(月換算333円)
お1人様プラン(本人以外型) 3,990円/年(月換算333円)
ご夫婦プラン 5230円/年(月換算436円)
ご家族プラン 7,210円/年(月換算601円)
住所変更や更新はセブン店舗でできる
加入に関する手続きや住所変更、更新に関する手続きなどは、セブンイレブンの店舗で行うことができます。手続きは、セブンイレブン店内のマルチコピー機で行います。変更や更新には加入している自転車保険のIDとPASSが必要になるため、事前に調べておきましょう。
更新時は、マルチコピー機で手続きをすると払込票が印刷されるため、レジで精算しましょう。精算は、現金またはnanacoでの支払いが可能ですが、nanacoポイントは加算されません。
セブン自転車保険のサービスは?
弁護士に頼れる示談代行サービス
被保険者が賠償責任に関わる自転車での交通事故にあった場合に、被保険者に代わって事故の相手側の方や保険会社との交渉を行ってくれるサービスです。示談代行サービスでは、自転車保険の引き受け先である三井住友海上火災保険株式会社が示談交渉を行います。
自転車ロードサービスはなし
自動車保険やそのほかの自転車保険では、事故の際に代車を用意したり、指定の場所まで事故車両を運んでくれたりといったロードサービスがあります。しかし、セブンイレブンの自転車保険には、自転車のロードサービスはありません。事故にあった場合は自力で事故車両を運ぶ必要があることを覚えておきましょう。
1DAY自動車保険の内容は?
1日だけ人の車を使うときに入れる
1DAY自動車保険とは、友人や両親など他の人の車を借りて運転するような場合に、指定した日だけ加入することができる保険です。補償内容は、対人賠償保険・対物賠償保険だけでなく搭乗者障害もセットになっています。さらに車両復旧費用保険や車内手荷物等特約などを付加することもできます。
1日500円から24時間補償
セブンイレブンの1DAY保険は、加入した時間から24時間単位で加入することができます。例えば、夕方17時に加入申し込みをした場合には、翌日17時までの24時間が保険期間となります。一度の手続きで7日分までまとめて加入することも可能です。
保険料は、以下の通りです。
Aプラン(基本補償):500円/24時間
Bプラン(基本補償+車両復旧費用保険): 1,500円/24時間
Cプラン(基本補償+車両復旧費用保険+社内手荷物等特約):1,800円/24時間
まとめ
自転車に乗ると、場合によっては事故の被害者だけでなく加害者になってしまう可能性があります。万が一に備えて、自分を守るだけでなく被害者への補償もできる自転車保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。