チューリッヒ・インシュアランス・グループは、1986年に日本支店を開いた金融グルーブで、スイス証券取引所に上場しています。今回はチューリッヒの自転車保険について説明します。自転車保険の加入を検討している人は参考にしてください。
目次
チューリッヒの自転車保険って?
自転車保険はスーパー傷害保険Lite
2018年3月現在、チューリッヒでは単独の自転車保険はありません。しかし、自転車運転中の事故も補償してくれる保険はあり、そのひとつがスーパー傷害保険Liteです。
スーパー傷害保険Liteでは自転車事故の他、交通に関する怪我をカバーします。また、自転車運転中に他人を怪我させてしまった時の賠償責任を補償してくれる特約もあります。
スーパー傷害保険はケガのみ補償
自転車だけでなく日常のケガを補償する保険としてスーパー傷害保険があります。スーパー傷害保険では、国内・海外問わず怪我をした時などに、医師の診断不要で保険金の受け取りが可能です。また、賠償責任特約を付けることができ、他人を怪我させてしまった時の賠償責任をカバーできます。
自動車保険への付帯も可能
チューリッヒ自動車保険の特約として、自転車事故の補償を追加する事もできます。例えば「人身傷害補償特約」を付けた場合、自転車運転中に受ける自動車衝突などに備えることができます。また、「傷害特約」は自動車衝突だけでなく転倒や電柱との衝突なども補償、そして「くらしの損害賠償特約」は事故の加害者となった場合の賠償責任に備えられます。
楽天カード付帯の入院無料保険とは?
フリーケアプログラムは交通事故のみ
チューリッヒが提供するフリーケアプログラムでも、交通事故に備えることができます。フリーケアプログラムとは、楽天カードをはじめ、イオンやエポスカードの加入者が無料で入れるチューリッヒの保険です。
ただし、無料部分は「交通事故傷害保険」のみとなっており、5日以上入院した場合に一時金30,000円を受け取れる補償内容となっています。
500円追加補償プランは賠償なども
フリーケアプログラムに月500円追加すると、賠償責任も補償されます。500円追加補償プランの保険金額は1億円までです。その他、入院保険金は入院1日につき5,500円、手術保険金では55,000円まで受け取れます。
解約や継続の方法は?
補償や特約の変更はWEBから可能
チューリッヒスーパー自動車保険の特約として自転車保険に加入したい場合、補償や特約の変更が必要です。手続きはWEBのMyZurichからログインして行いましょう。また、契約中でも個人賠償責任特約を付加することもできます。
ただし、一部の補償内容変更については、引き受けできないものもあります。
継続するにはログイン後手続きが必要
満期後の継続を希望する場合もインターネットのMyZurichより手続き可能です。契約更新の際には、走行距離等の確認事項があるので忘れずに入力しましょう。万が一、契約更新手続きを忘れ満期日を過ぎていても満期日以降30日以内であれば、MyZurichから契約更新が可能です。
中断・解約はWEBか電話で連絡
チューリッヒスーパー自動車保険の解約はWEBからは出来ません。電話でのみの受付になります。連絡先はカスタマーセンター(フリーダイヤル0120-860-234)で、平日午前9時〜午後8時もしくは土日祝の午後5時までが受付時間です。
また、自動車保険を解約した場合でも一定の条件を満たせば、10年間自動車保険の等級を維持できる「中断」という制度が適用されます。中断の条件は、契約中の車を廃車・譲渡・売却などにより手放す場合や、海外渡航により車を使えないなど様々です。解約の際には、中断できるかを相談するのも良いでしょう。
事前に見積もりはできる?
スマートフォンからも見積もり可能
チューリッヒのスーパー自動車保険は、パソコンだけでなくスマートフォンからも見積もり可能です。新規契約の場合インターネット(スマートフォン含む)から申し込むことで、保険料が割り引かれることがあります。
インターネット申し込みの際には、運転免許、車検証、そして現在契約中の自動車保険があれば保険証書が必要です。また、クレジット払いを決済手段とする場合はクレジットカードを用意しましょう。事前に準備すると手続きがスムーズに進みます。
割引やキャンペーンも同時にチェック
先程紹介したインターネット割引(インターネットから申し込んだ際、保険料が割り引かれる)の他、スーパー自動車保険には様々な割引制度があります。割引やキャンペーンは予告なく終了することもあるので、適用できる割引・キャンペーンについては申込時に確認しましょう。
まとめ
チューリッヒが提供する保険には、自転車専用のものはありません。しかし、賠償責任を含め自転車事故にも対応できる保険や自動車保険の特約はあります。選択肢の一つとして検討してみてはどうでしょうか。また、保険の先生ではチューリッヒ以外の会社が提供する自転車保険も紹介しているので、参考にしてみてください。