50代はまだまだ元気な人がいる反面、健康面で不安を抱える人も多い年代です。教育費や住宅ローンが一段落する人、老後資金の心配をする人など、金銭面も人それぞれといえます。この記事では、50代におすすめの医療保険をランキング形式で紹介します。加入者数と満足度を比較するとどのような結果になるのでしょうか?
目次
【50代】医療保険加入者数ランキング
5位のオリックス生命の特徴
オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」では、病気・ケガによる入院時や公的医療保険の対象となる手術を受けた時が基本保障となっています。先進医療やと重度三疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)については特約を付加することで保障され、がんについては通院給付金を受けることもできます。
4位のメットライフ生命の特徴
メットライフ生命の終身医療保険「FlexiS(フレキシィ S)」では、基本の医療保障(日帰り入院初日からの保障・公的医療保険範囲内の手術・先進医療の技術料)に加え、健康だった場合には5年毎に健康祝金を受け取ることができます。また、現在の医療に対応した短期入院定額保障(日帰り入院から10日内)、通院保障や期間無制限の7疾病延長入院保障などがあります。
3位の日本生命の特徴
日本生命の総合保険「みらいのカタチ」は13種の保険で構成されており、うち医療保険は「総合医療保険」「三大疾病保障保険」「特定重度疾病保障保険」「がん医療保険」「継続サポート三大疾病保障保険」の5つです。総合医療保障では、病気・ケガの入院保障と公的医療保険の対象となる手術等を受けた場合、手術給付金等を受け取ることができます。
2位のアフラック生命(旧アメリカンファミリー※)の特徴
アフラック生命の医療保険「EVER」には、病気・ケガによる入院のほか、入院前後の通院治療や日帰り入院についても保障対象となります。入院・外来を問わず、手術や放射線治療時には保険金が給付され、先進医療や三大疾病については特約を付加することで保障されます。また、健康や医療、セカンドオピニオンなどに関する相談や、専門医の紹介などのサポートを行っています。
※2018年4月より「アフラック生命保険株式会社」へ社名変更
1位の県民共済(都民共済等を含む)の特徴
県民共済は各世代に向けた生命共済「こども型・総合保障型・熟年型」で入院・通院などを保障しています。掛金が月1,000円・2,000円などのコースがあり、給付される共済金の金額は掛金に応じて異なります。入院保障型をセットで申し込むと、手術や先進医療を用いた治療についても保障の範囲内となります。もともとの掛金が比較的安価であることに加え、運用実績次第では割戻金として掛金が還元されることがあるため、さらに負担を減らすことができます。
【50代】医療保険満足度ランキング
50代の医療保険の満足度ランキングの第1位は「県民共済」、第2位は「コープ共済」、第3位に「こくみん共済、アメリカンファミリー」が入っています。共済は掛金が安く、加入年齢による金額差が設けられていない点などが特徴です。このような点が、新たな保険へ加入しようとすると条件が厳しくなったり保険料が高額に設定されたりすることの多い50代に支持されたのかもしれません。
3位には「アフラック生命」、5位には「オリックス生命」がそれぞれランクインしています。
【50代】医療保険の支払金額分布
50代の支払い保険料(月額)で最も多いのは「3,001円~5,000円」で全体の26.6%でした。ついで「7,001円~10,000円」が22.4%です。続いて「2,001円~3,000円」の16.1%、「5,001円~7,000円」と「1,001円~3,000円」の各13.0%と続きます。
50代の医療保険は「3,001円~5,000円」の価格帯がやや多いものの、個人の考え方や健康状態の違いを反映してか、保険料にかける金額は分散傾向にあることがわかります。
【50代】の保険料をシミュレーション
では、50代の人は医療保険でどのくらいの保障額が必要なのでしょうか?
55歳の男性で入院給付金が日額5,000円、支払い限度日数が60日とすると、保険料の目安は以下のようになります。()内は日額10,000円時の保険料です。
①基本契約の定額支払い(終身定額払い込み)…3,495円(6,990円)
②通院給付と三大疾病保険料払い込み免除特約付き…5,890円 (11,780円)
③ ②へ先進医療特約と入院一時金特約を付加…7,433円(13,323円)
条件や給付金額を変えながらシミュレーションできるツールなどもありますが、詳細を知りたい場合や複数社の保険料を比較検討してみたい場合は、保険代理店などで相談してみるのが良いでしょう。
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50代におすすめの医療保険の選び方
50代で更新型の定期保険に加入しようとすると保険料が高くなる傾向にあります。そのため、保険料を抑えたい場合は終身型を選ぶと良いかもしれません。終身型は1歳でも若い時に加入するとその時点の保険料から上がらない場合が多く、短期払いや一時払いにすることで保険料をさらに安くすることもできます。
持病・既往症のある人については、加入条件をゆるやかにした引受基準緩和型の保険などもあるため、代理店のスタッフやファイナンシャルプランナー(FP)などに相談をしてみましょう。独身の人は死亡保障の金額を少なくし、必要な保障は特約で付加するなどの方法を検討することもおすすめです。
まとめ
50代の医療保険加入者ランキングや満足度ランキング、保険料の支払金額などを紹介しました。家族構成や年収、健康状態などにも個々で差がついてくる50代は、保障内容と保険料のバランスを考慮しながら医療保険を選ぶことがすすめられます。自分ひとりでは判断が難しい、客観的なアドバイスがほしいなどという場合には専門知識を持つ人を頼ってみるとよいかもしれません。
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【保険に関するアンケート調査概要】 調査実施時期:2018年2月15日~2018年2月18日 対象者:全国 20歳から59歳の男女10,000名(性別×年代別による均等割付) 調査方法:インターネット調査 実施委託先:株式会社マーケティングアプリケーションズ ※2018年4月2日付けで「アメリカンファミリー」は「アフラック生命保険株式会社」となりました。 |