子供の誕生に伴い、学資保険の加入を考える人は多いものです。しかし、いったいどこの学資保険がおすすめなのでしょうか。今回は、実際に加入している人を対象としたアンケートから、満足度などをランキング形式で紹介します。
目次
学資保険の仕組みとは
学資保険とは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険です。満期になると学資金として保険金を受け取ることができ、祝い金を受け取れるものや親の万が一の際にも備えることができるものもあります。
子供の医療保障を特約で付けられる学資保険もありますが、保険料が積み立て部分だけでなく保障にも割り振られてしまうため、元本割れするリスクがあります。学資保険に加入する際には、学資金目的なのか、あるいは保障も兼ねたいのかをよく考えると良いでしょう。
【全体】学資保険満足度ランキング
5位「ソニー生命」の学資保険の特徴
ソニー生命は、契約者に合わせたオーダーメイド型の保険を提供しています。学資保険は、受け取るタイミングや保険期間、払込み方法を選ぶことができます。
また、学資保険ではありませんが米ドル建養老保険の学資プランも取り扱っています。米ドル建養老保険の学資プランは、特約を付加することで満期金を円、もしくは米ドルで受け取ることができます。
4位「JA共済」の学資保険の特徴
JA共済では、「こども共済」を一般的な学資保険と同じ位置づけとしています。こども共済の「学資応援隊」は、加入年齢が0歳~12歳、契約者も18歳~75歳までと対象年齢が幅広いことが特徴です。公式ホームページで10秒でできる掛金シミュレーションがあるため、手軽に見積もりが取れます。
3位「アメリカンファミリー(アフラック)」の学資保険の特徴
「アメリカンファミリー(アフラック)」の「夢みるこどもの学資保険」は、クレジットカードで払える学資保険です。満期時に一括で学資金を受け取るのではなく、高校入学時にも、基準額の50%が受け取れます。大学だけではなく、高校入学時の制服や部活、教材などにも備えたい人におすすめです。
学資年金は、18歳もしくは17歳から4年間にわたって受け取ることが可能です。
2位「日本生命」の学資保険の特徴
日本生命の学資保険「ニッセイ学資保険」は、払い込み期間を5年・10年・学資年金開始時までの3つのタイプから選べます。さらに、進学のタイミングに併せた祝い金の有無を選んで加入します。祝い金は据え置くことも可能です。
日本生命の保険に加入している人は、専用の育児電話相談を24時間いつでも無料で利用できます。
1位「明治安田生命」の学資保険の特徴
明治安田生命の学資保険「つみたて学資」は、保険料一括払込の際の返戻率が109%となっています。どのプランでも15歳までに払い込みが終了するため、他社と比べて保険料払い込み期間が短く済み、返戻率が良い傾向にあります。大学費用に備えて4回教育資金を受け取れるプランでは、満期を迎えた後5年据え置くことができるため、さらに返戻率UPが見込めます。
【年代別】学資保険満足度ランキング
20代の学資保険満足度ランキング
1位に「住友生命」、続いて2位に「JA共済」、3位に「東京海上日動あんしん生命」と続き、上位3社はいずれも満足度4以上を獲得しています。4位の「日本生命」と5位の「明治安田生命」は回答人数が多いものの、満足度は3.5前後にとどまっています。1位となった「住友生命」の学資保険「スミセイのこどもすくすく保険」は、中・高・大学それぞれの入学時に祝い金を受け取ることができます。
30代の学資保険満足度ランキング
1位は「明治安田生命」、2位は「JA共済」、そして3位「第一生命」という結果になりました。4位は「住友生命」、5位には「日本生命」と続いています。「第一生命」の学資保険こども応援団Mickeyは、契約プランによって保険料払込免除の条件が異なるという特徴があります。
40代の学資保険満足度ランキング
1位に「日本生命」と「住友生命」の2社がランクインする結果となりました。わずかな差で3位になったのは「明治安田生命」です。続いて「かんぽ生命」、「東京海上日動あんしん生命」となっています。
【性別】学資保険満足度数ランキング
男性の学資保険満足度ランキング
5位以上はいずれも満足度4以上を獲得しており、1位から「東京海上日動あんしん生命」、「JA共済」、「明治安田生命」、「住友生命」、「フコク生命」という順位となりました。6位に「日本生命」、7位に「太陽生命」、8位に「かんぽ生命」です。こちらは3.5以上の満足度です。保障と貯蓄の両立ができる商品や返戻金が高い商品・特約を付けても元本割れしない商品などを扱う会社が多くランクインする結果となっています。
女性の学資保険満足度ランキング
1位から7位までが4以上の満足度となっており、女性のほうが学資保険に対する満足度が高いことがわかります。1位から、「太陽生命」、「フコク生命」、「アメリカンファミリー(アフラック)」、「住友生命」、「JA共済」、「第一生命」、「日本生命」となっています。国内大手の安心感も重要ですが、保障と貯蓄のバランスがいい商品が上位に入っています。売り止めになった商品や、返戻率が下がってしまった商品もありますので、詳細は各社のホームページなどを確認してみてください。
学資保険に加入する必要性は?
学資保険は、教育資金とともに親の万が一にも備えられる商品が多くなっています。貯蓄性の高い商品や、払込済み保険料を上回る返戻率の商品もあります。保険料が毎月の積み立てのような役割となるため、計画的な貯蓄をすることが苦手な人にはおすすめの保険といえます。
まとめ
学資保険の満足度ランキングは、国内の大手「明治安田生命」と「日本生命」がトップ2に入っていました。返戻率の高さや大手であるという安心感が支持を得た結果と考えられます。自分に合う学資保険が分からない場合には、保険代理店で複数社の商品を紹介してもらいながらアドバイスを受けるとよいでしょう。
学資保険の比較もOK!専門スタッフによる無料相談サービス実施中!