休みの時期を使って短期間でお金を貯めたい学生や、隙間時間を活用してお金を稼ぎたい会社員・主婦も多いのではないでしょうか。今回は、在宅ワークやアルバイト、インターネットを活用する方法など、短期間でお金を稼ぐ手段とその注意点を紹介します。
目次
スキルは不要!ネットでお金を稼ぐ方法
アンケートサイトでコツコツ稼ぐ
アンケートサイトとは、アンケートへ回答することによってポイントを貯め、それを現金・電子マネーなどに交換することができるサイトのことです。アンケート1回あたりの単価は数円~数十円であることが多く、高収入を狙うことは難しいと言えます。より多く稼ぐためには、指定会場で実施される座談会やグループインタビューなど、比較的高報酬である案件に参加することが必要でしょう。
また、お友達紹介などの制度を活用することも1つの方法です。自身のブログやホームページでアンケートサイトを紹介し、そこから入会があれば紹介ポイントを付与してくれるケースもあります。うまくいった場合に限りますが、日常的に手をかけなくてもある程度の収入を確保することができる人もいます。
不要品をフリマアプリで売る
インターネットでお金を稼ぐには、フリマアプリを活用して不用品を現金化するという方法もあります。多くの場合、会員登録をすればすぐにでも売買を開始することができます。インターネット上でお金をやり取りすることが心配な人は、購入者との間に業者が入って管理してくれる仕組みのアプリを選ぶと安心かもしれません。
出品するときは、商品の説明と写真をアップします。使用イメージが分かりやすいと購入にもつながりやすくなるため、色やサイズなどはなるべく詳細に記入し、写真も様々な角度から撮影することがコツです。また販売価格は送料込みの設定にした方が、購入者もわかりやすく売れやすいとされています。
PCがあればデータ入力やWEBライターも
PCがあれば、データ入力やWEBライターの仕事にチャレンジすることもできるでしょう。未経験でもできる簡単なタスクもあるため、やる気さえあれば比較的始めやすい仕事と言えます。
単価は案件によって異なりますが、単価が高いほど業務の難易度も高いことが多いでしょう。単価だけで仕事を選ぶと予想以上に難易度が高かったり時間がかかったりして、思ったように稼げない可能性もあります。
またクラウドソーシングのサイトなどで「データ入力」として募集されていても、作業に自己判断がともなうケース、その他の事務作業が発生するケースなどもあります。短期間で稼ぐためにも、業務内容をきちんと把握し、自身のスキルに合うものを選ぶことが必要でしょう。
スキルが必要!在宅でお金を稼ぐ仕事
SEやWEBデザイナー
SE(システムエンジニア)やWEBデザイナーは、単独で自身のスキルを形にしていくことができる職業の一種と言えます。そのため在宅でも仕事がしやすく、スキルが上がればそれだけ高収入を狙うことも可能となります。どちらも、在宅ワークサイトやフリーランス専門のエージェントサービスなどを活用して仕事を探すことが可能です。
エンジニアの中でもWEBアプリやシステムの開発などのタスクを選択すれば、他者とのコミュニケーションがそれほど必要とされない場合もあります。WEBデザイナーも、顧客との打ち合わせによってあらかじめ設計された企画に基づいてデザインを行うことができるため、在宅でできる仕事も多くなっています。
翻訳など語学力を活かす仕事
語学力を活かした在宅ワークでお金を稼ぐことも可能です。仕事の種類としては、記事の作成や翻訳などが挙げられます。海外の観光スポットを日本語で紹介したり、逆に日本の商品を英語で紹介したり、様々な案件があります。
また、外国人旅行者を誘致するインバウンド政策によって、通訳やガイドなどの仕事も増加傾向にあります。オンラインや電話による観光案内や、宿泊の予約から現地までの案内までをオンラインで請け負うサービスなど、業務内容は多岐にわたります。仕事を得るには在宅ワークサイトを活用するほか、翻訳・通訳専門の人材派遣企業などへ登録するという方法もあります。
短期でお金を稼ぐ方法とは
すぐお金が欲しいなら日払いバイト
手元にすぐお金が欲しいという場合は、日払いのアルバイトが役立ちます。都合の良い日だけ働くことができるため、生活スタイルに合わせてお金を稼ぐことが可能です。
日払いのアルバイトには、イベントスタッフ・店舗スタッフなどの接客業、工場での軽作業、データ入力やコールセンターなどの内勤業務など、様々な仕事があります。未経験歓迎の仕事も多く、自分に合った仕事を探しやすいかもしれません。
「日雇い」と「日払い」の違いに注意
日払いのアルバイトを探す際には、日雇いと日払いを混同しないように注意が必要です。「日払い」が給料の支払い方法を表す言葉であることに対し、「日雇い」は労働契約の期間を表す言葉です。
そのため、日雇いのアルバイトでは給料の支払いが1週間後や1か月後になることも考えられます。また、日払いであっても当日中に報酬が支払われないケースもあるため、すぐにお金が欲しい場合は応募の際にきちんと確認するようにしましょう。
副業をするときの注意点は?
副業禁止の会社もある
副業でお金を稼ごうと思っても、会社によっては就業規則で副業が認められていないことがあります。その場合、副業をしていたことが会社に知れると懲戒処分を受けたり、最悪の場合は解雇されたりすることも考えられます。
なお、公務員の副業は法律によって原則禁止とされています。違反した場合には免職・減給などの処罰対象となり得るため注意してください。副業を検討する際、まずは自身が副業を行うことに問題がないかどうか確認することから始めましょう。
税金が発生する可能性がある
副業で稼いだお金は、所得税と住民税の課税対象となります。一般的にアルバイトは給与所得、インターネット収入にあたるものは雑所得というように、所得区分によって課税の扱いは異なります。
給与所得に該当する分については、所得の額に関わらず確定申告が必要となります。それ以外の所得区分の収入については、所得が20万円以上となった際に所得税の課税対象となります。ただし、所得が20万円未満であっても住民税は課税されるため、そちらの確定申告は行う必要があります。
副業にかかる住民税は、勤務先の住民税と合算される仕組みになっています。そのため、会社に知らせずに副業を行っても、住民税が通知される段階で発覚します。トラブルを防ぐためにも、会社へは副業について事前に相談しておいた方が良いでしょう。
楽で高収入な副業にはリスクも
副業の中には「内職詐欺」と言われるものもあります。これは、仕事を始めるにあたって登録料や入会金などの名目でお金を徴収され、払った後は音信不通になってしまうという詐欺です。誰でも簡単にできそうな仕事であるにもかかわらず、高報酬で募集されている仕事は詐欺の可能性もあるため、内容をきちんと確認することが必要でしょう。
また、知らないうちに違法行為を行ってしまうというケースもあります。高収入が期待できるからといってよくわからないアフィリエイトなどを扱った結果、実は詐欺商材だったということもあり得ます。副業を行う際にはすべてが自己責任となるため、きちんとした知識と判断力を持つことが必要と言えます。
まとめ
短期間でお金を稼ぐ方法は、アルバイトからアプリまで様々です。インターネットから情報を得たりインターネット自体を活用したりすることで選択の幅が広がる場合もありますが、リスクがともなう場合もあります。それぞれのメリットやデメリットなどをきちんと把握したうえで、自身に合う方法を見つけていきましょう。
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