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医療保険とは?掛け捨てと積立はどちらがいいの?選び方など徹底解説

医療保険には公的な医療保険と民間の医療保険がありますが、民間の医療保険に入ると、どういった保障を受けられるのでしょうか。医療保険の主な保障や種類について紹介したうえで、医療保険の選び方について解説していきます。

目次

医療保険とは

医療保険の役割や位置づけ、医療保険で受けられる主な保障についてみていきましょう。

公的な医療保険を補う保険

民間の医療保険は、公的な医療保険ではカバーできない部分を補い、病気やケガに備えるための保険です。医療保険の主な保障は、所定の日数以上の入院をしたときに給付される入院給付金と、所定の手術を受けると給付される手術給付金です。

医療保険は、主契約の入院給付金と手術給付金をベースに、手厚い保障を受けるために、必要に応じて特約を付加していく形が一般的です。保険会社や商品によって、付加できる特約の種類や名称は異なります。

入院給付金と手術給付金

入院給付金は、日帰り入院や1泊2日の入院でも給付される商品が増えていますが、4日目まで免責で5日目から給付される商品もあります。入院給付金として給付される額は、日額5,000円や1万円に対象となる日数をかける形です。また、1回の入院の1入院限度日数や保険期間あたりの通算限度日数が決められていますので、無制限に給付を受けることはできません。

手術給付金の対象となる手術は商品によって異なりますが、保険会社が決める88種類か、公的な医療保険に連動している約1000種類のいずれかです。手術給付金は入院院給付金の日額に手術の種類によって決められた10倍や20倍、40倍といった給付倍率をかけるケースと、一律10万円といったように定額が決められているケースがあります。

主な特約

医療保険の主な特約として、通院に対する通院特約や高額な先進医療の費用に備える先進医療特約が挙げられます。三大疾病特約は、がんと脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病に備える特約です。入院の入院給付金の給付日数を無制限にする入院日数無制限特約のほか、三大疾病と診断されたときに給付を受けられる一時金特約や、保険料が免除になる保険料払込免除特約があります。

生活習慣病入院特約は所定の生活習慣病で入院したときに、入院給付金が給付される特約です。女性疾病特約は、女性特有の疾病に対して、入院給付金や手術給付金を手厚くして備えるものです。また、死亡や身体障害の状態に備える死亡・高度障害特約もあります。健康祝金特約は、決められた期間に給付金を受け取れなかった場合に、健康祝金の給付を受けらます。

生保も損保も取り扱う

医療保険は、第一分野の生命保険と第二分野の損害保険、そして中間的な位置づけの第三分野の医療保険や介護保険などに分類されています。保険業法によって、第一分野と第二分野を兼業することは禁止されています。そのため、生命保険を損害保険会社が販売したり、反対に損害保険会社が生命保険を販売したりすることはなく、棲み分けがされているのです。

一方、第三分野の兼業は認められていますので、医療保険は生命保険会社も損害保険会社も、取り扱っている保険です。

主な医療保険の種類

医療保険は大きく分けると、終身医療保険と定期医療保険に分類できます。またニーズに特化した保険として、女性向け保険や引受緩和型医療保険、無選択型医療保険が挙げられます。

終身医療保険

終身医療保険は、一生涯保障が続くタイプの医療保険です。加入時から保険料払込期間が終わるまで、保険料は一定で変わりません。保障内容は基本的に変わりませんが、特約によっては保険期間が決められていることもあります。終身医療保険では中途解約した際に解約返戻金が戻ってきますが、保険料が割高です。最近は解約返戻金をなくして保険料を抑えた掛け捨てのタイプが打ち出されています。

終身医療保険の保険料払込方法は、終身払い以外に60歳や65歳までの短期払いもあります。短期払いは終身払いよりも月々の保険料は割高ですが、平均寿命まで生きた場合は、短期払いの方が払込済み保険料の総額が安くなるように、設計されています。

こちらの記事ではおすすめの終身医療保険会社を性別や年代別に紹介しています。会社別にもデータをもとに紹介しているので特定の保険会社の情報を知りたい方にもおすすめです。

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定期医療保険

定期医療保険は、3年や5年、10年といった保険期間が定めている医療保険で、保険料は終身保険よりも割安ですが、更新のたびに上がっていきます。契約ができる年齢は商品によって異なり、たとえば、69歳までが契約可能年齢で保険期間が10年の場合、79歳まで保障を受けられますが、一生涯保障を受けることはできません。

定期医療保険は、若い頃の保険料が安いこと、掛け捨てなので保険の見直しがしやすいことがメリットです。

女性向け医療保険

女性向け医療保険は、乳がんや子宮がん、子宮筋腫など女性特有の病気への保障を手厚くした医療保険です。帝王切開も、女性特有の病気に含まれていることが多いため、帝王切開に対する備えにもなります。

女性向け医療保険は、女性特有の病気での入院給付金や手術給付金が、上乗せされて給付される形態が多いです。また、乳がんで所定の術式で全摘した後、乳房再建術を受けた場合、乳房再建給付金の給付を受けられる商品もあります。また、女性向け保険は通常の医療保険に女性疾病特約を付加した場合と、ほぼ同じ保障を備えられます。

こちらの記事では女性に人気の医療保険会社を年代別に「加入者数」「満足度」のデータをもとに執筆されています。

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引受緩和型医療保険と無選択型医療保険

引受緩和型医療保険は、持病や健康状態の問題から、通常の医療保険では加入できない人に向けた保険です。医療保険を契約するときは健康状態の告知を行いますが、一般的な医療保険よりも、引受基準を緩和することで持病のある人でも入りやすくしています。ただし、保険料が割高となり、入院給付金や手術給付金の給付に免責期間が設けられている商品もあります。

無選択型医療保険は引受緩和型医療保険よりもさらに引受基準が緩く、告知や審査なしで入ることが可能です。ただし、保障内容に制限が設けられているケースもあります。

掛け捨て型と積立型はどちらがよい?


医療保険は掛け捨て型と積立型に分類することもできますが、どちらがお得なのでしょうか。

掛け捨て型のメリットとデメリット

掛け捨て型の医療保険は、定期医療保険や終身保険のうち、解約返戻金がないタイプです。中途解約しても解約返戻金がなく、保険期間が終了するタイミングで満期保険金が支払われることもなく、払った保険料が戻ってこない保険は掛け捨てと呼ばれています。

掛け捨て型の保険は保険料が割安なことがメリットです。積立型の保険は、契約者に返すお金を上乗せしているため、保険料が割高となっています。つまり、掛け捨ては給付金をもらわなければ、保険料を無駄にしていることがデメリットといわれていますが、少ない保険料で大きな保障を得ているのです。

また、掛け捨て型は、解約したら損をするということもないため、保険の見直しをしやすいこともメリットです。掛け捨て型の医療保険は多くの種類ありますので、選択肢が豊富にあり、自分に合った保険を選びやすいこともメリットといえるでしょう。

積立型のメリットとデメリット

積立型の医療保険は、解約返戻金があるタイプの終身保険や、一定期間に給付金を受け取らなかった場合に健康祝金が受け取れるタイプの保険です。

積立型の医療保険は保険料が割高なことがデメリットです。掛け捨て部分の保険料に健康祝金の分の保険料を上乗せして払っているのと変わらず、金利を考えると有利な運用方法はいえないケースがあります。解約した場合は、解約返戻金は払込済み保険料を下回ってしまいます。

無事保険期間満了を迎えても、保険金として保険料の一部を受け取れることはメリットですが、日本は昨今では低金利のため、さほど貯蓄性はありません。

医療保険に入る必要性はある?


医療保険は入る必要性があるのでしょうか。公的な医療保険でカバーされるものをもとに、医療保険が必要なケースをまとめました。

公的な医療保険でカバーされる部分

民間の医療保険は、公的な医療保険でカバーできない部分を補うために加入しますが、公的な医療保険にはどのような保障があるのでしょうか。

公的な医療保険の高額療養費制度は、1ヵ月の医療費の総額が一定額を超えた場合、超えた金額が支給される制度となっています。年収約370~約770万円の人の場合、自己負担額の上限は9万円程度となり、1年間に3回以上高額療養費制度の対象になった場合は、自己負担額は4万4,000円に抑えられます。

たとえば、入院をして3割負担で20万円だったとしても、11万円程度は戻ってくる計算です。

また、病気やケガで4日以上続けて仕事ができなかった場合、4日目から傷病手当金の対象になります。傷病手当金は標準報酬月額の2/3が支給されますので、生活費を補うことがきます。

医療費が家計を圧迫する場合は必要

年収約370~約770万円の人の場合で、高額療養費制度によって自己負担額の上限は9万円に抑えられるとはいえ、9万円もの医療費がかかることは家計を圧迫する要因です。

半年から1年度病気やケガの治療が続いた場合に、カバーできるくらいの潤沢な貯金がなければ、医療保険による備えが必要になります。また、貯金がなくても、いざというとき親兄弟などの援助を受けられる場合は医療保険による備えは必要ではありませんが、頼る人がいない場合も医療保険で備えておくことが必要です。

また、医療保険に入っておくことで、貯金を取り崩さないで済むと、病気やケガになった際に、精神的負担が軽減できます。医療保険による備えを用意しておくことで、家計を圧迫することなく、安心して病気やケガの治療を行うことができます。

先進医療に対する備え

大学などの専門機関で研究された高度な最新の医療のうち、厚生労働大臣が認めているものを先進医療といいます。先進医療は全額自己負担で、たとえば、重粒子線治療は約303万円、陽子線治療は約258万円必要です。

通常の医療費は貯金で十分賄えても、高額な費用となる先進医療に備えるために医療保険を必要とする考え方もあります。医療保険で先進医療に備えることで、経済的な理由から治療をあきらめる必要がなくなり、治療方法の選択肢を持つことができるのです。

医療保険の選び方のポイントは?

医療保険はどのように選んだらよいのでしょうか。年代別のおすすめの選び方と特約についての考え方をまとめました。

年代別のおすすめの選び方

20代は保険料が変わらず、一生涯の保障を受けられる終身医療保険がおすすめです。20代の時点では、終身医療保険の保険料は定期保険の保険料よりも割高です。しかし、定期医療保険の更新を繰り返して保険料が上がっていくと、払込済み保険料の総額は定期保険の方が高いケースが多くを占めています。

30代も同様にまだ比較的安い保険料で終身医療保険に入れるタイミングですので、終身医療保険への加入がおすすめです。終身医療保険に加入することで、将来の保険料の負担を軽減できます。

特に女性は妊娠中に医療保険に加入できなかったり、出産で帝王切開になった後に加入すると、帝王切開が不担保になったりすることがありますので、早めに医療保険に入っておくことが望ましいです。また、30代で子どもがいる場合は治療費が家計を圧迫するリスクを避けるためにも、医療保険に加入しておきましょう。

40代や50代はがんなど生活習慣病によるリスクが高まる年代ですが、教育資金やマイホームの購入資金などがかさむ時期でもあります。定期医療保険に加入している場合は、更新によって保険料が大幅にアップしますので、保険を見直すべきタイミングです。健康状態の問題から医療保険に加入していない人は、引受緩和型医療保険や無選択型医療保険に入ることを検討しましょう。

特約はどうする?

医療保険は主契約となる入院給付金や手術給付金のほかに、特約を選んで付加できる商品が一般的です。特約はつけるべきなのでしょうか。

先進医療特約は、先進医療による治療を受けると数百万円もの費用が必要ですが、保険料は100円程度です。先進医療による治療を受ける確率は低いですが、わずかな費用ですので、万が一に備えて付加しておくのがおすすめです。

一方、女性疾病特約は必ずしも必要とはいえません。女性特有の疾病はほかの病気よりも治療費が高いとは限りませんので、手厚い保障を用意しておく優先度は高くはありません。

また、三大疾病特約は脳卒中と急性心筋梗塞の場合に、給付条件が厳しいことが多いため、使いやすい特約か条件を確認しておくことが大切です。がん保険に加入している場合は、保障内容が重複する可能性があります。三大疾病特約をつけると、大幅に保険料がアップしますので、支払いに無理がないか検討しましょう。

まとめ

十分な貯蓄がある人を除くと、医療保険でケガや病気に備えておくことで、安心して治療を受けることができます。しかし、医療保険の保険料の負担が重く、家計を圧迫してしまっては元も子もありません。また、年齢や家族の状況などによって、適切な保険のプランは異なります。ファイナンシャルプランナーに相談するなどして、自分に合った医療保険に入りましょう。

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カテゴリ: 医療保険 タグ: 医療保険

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